国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   生きる意味   ユッキー

 僕の小さい頃から、大切にしているものは、家族と友達です。なぜなら、小さい頃から育ててくれたし、いつも一緒にいて、当たり前のように暮らしているけれど、家族は水のように大切なものだと思います。
 友達は一緒に話したり遊んだりして、楽しいこともするし、たまにケンカもするけれど、生きていく上では、とても大切だと思います。
 後、物で大切な物は、僕が三才位の時から大切にして、一緒にねているカエル君というぬいぐるみです。
 カエル君との出会いは、すごく前に友達の家に行く時でした。その友達の家に行く途中に、トイザラスというおもちゃ屋さんがありました。父はトイザラスに行くたびに、人形術師のようになり、カエル君で楽しんでいました。その時母が、
「そんなに使っているんだったら、買ってもいいよ。」
と少々笑いながら言うと、父が、
「別にいいけど、ユッキーはいる?」
と聞きました。僕は、
「いじゅ(いる)。」
といいニッコリ笑いました。その時はあんまりカエル君の事を思ってなかったけれど、今は買っていて良かったと心の中で思っています。
 買ってからというもの、父が魂を吹き込んだようにしているので、家で元気に暮らしています。もちろん今も元気です。
 カエル君の特技は漫才です。後、今七才位なので、カエルにしては長生きしています。
 今もカエル君は悪まばらいをしていると思います。なぜなら、起きている時も寝ている時も、しゃべる時以外は口を開けっぱなしだからです。なので、いつも悪まやほこりをすいこんでいるのです。
 ぼくは、父と母の大切にしているのは、家族なんだろうなと思って、父と母にインタビューしてみました。予想ははずれ、父の大切なものはプライドで、母が大切にしているのはユーモアでした。ぼくは、こっそりうちの家族は変わった人が多いなと思いました。
 僕はカードやレゴブロックも好きだけど、カエル君の方が生きている感じがするので、好きです。僕はまだ十才なので、まだまだ先は長いです。これからも大切なものや人が出来ると思うけど、家族を忘れないで、さらに大切なものを作っていく事が、人間の生きる意味なんだと、えんぴつをギュッとにぎって思いました。

   講評   kamo

 前の作文でも、充分すばらしかったけれど、またまた加えた部分があって、それがさらに光っていました。この作文自体が宝物のような作品だと思います。とてもすてきだよ。
 2006年もまたがんばってやっていきましょう!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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