低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
鍵 R
私たち一人一人がそれぞれもっているおのおのの人生にはたくさんのいいことがありそれと同時に悲しいこともたくさん存在する。その悲しみが簡単にすむ場合もあればたくさんの時間を必要とするほどに悲しみに陥る場合もある。また、自分がした行いに後悔をしてしまう時だってある。でも、私はいつどんなときも悔いのないように、今を精一杯生きていきたいと思う。そのためにはまず、今の喜びをしっかり満喫することが大切である。みんなと楽しんでいても気分が上がらないから盛り上がらない。とか、いちいち楽しい反応をするのに疲れる。などと、せっかくの楽しみを台無しにしてしまうようなことは人生全体を自分からつまらなくしているとい思う。
この時間一瞬は『今』しかないように一度きた喜びや楽しさは一度きりしかやってこない。だから、せっかく神様が私のために準備してくれた喜びというものはその瞬間に思いきり楽しんで満喫していきたいと思う。逆に、悲しみも。
また、自分自身が意志を固めるだけでなく学校教育でも、世の中には理不尽な運命があるということを教えることも大切だと思う。以前、小学生で親友同士であったのにも関わらず相手をころしてしまった、という事件があった。私はさまざまな事情があったとしても加害者の教育環境上で『自分に気に食わないことも世の中には必ずふりかかってくる。』ということをきちんと教えていなかったのも事件の要因のひとつであると思う。何度も言うが世の中には悪いことといいことが必ず存在するということを決してわすれてはならない。だから、自分に都合の悪いことに遭遇しても決して社会を恨まずに前向きに生きて生きたいと思う。
確かに、世の中には不幸な運命もある。また、その不幸をじっくり味わうことも大切である。なぜなら、その不幸をしみじみ感じることによって、弱いものに対する共感の気持ちももてるようになるからだ。不幸をしっかり受けとめ幸せの意味をしっかり感じ前向きに明るくいきていくことが幸せをつかむ鍵となるであろう。
講評 mako
いいね。特に結びがかっこいい。
いいときもあれば悪いときもあるのが人生です。どんなときも前向きに生きられたら本当にすてきだと思います。
人生最大の悲しみが「死」かもしれません。人はそれと接したとき、自分の人生もいつかは終わるときがくることを思い出します。
毎日の生活がこのまま永遠に続いていくような気がしていますが、必ず終わりがある。それを思うとこわくなったりします。でも、限られた時間だと自覚することで今を大切に生きようと努めることもできます。
人生に絶望したとき、立ち直るには、人生には絶望がつきものだけれど、それを乗りこえる力も備えられているということを知ることです。
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