創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
個々と調和 りんこ
シュワイカートが宇宙空間で体験したこの「私」という個体意識から「我々」という脱皮は、今、この地球に住むすべての人々に求められている。
確かに、私も自分を大切にするべきだと思う。私の学校の先生は、テストが帰ってきた時に、「テストの点数を友達と比べて喜んだり、落ち込んだりするのはやめなさい。大事なのは、結果を受け止めて次に生かせることです。」とよく言う。この通り、周りと比べて落ち込んでやる気をなくすより、自分は自分という風に気楽に過ごす心が大事なのではないか。
しかし、周りとの調和を考えることも大切だ。私は学校でオーケストラクラブに入っている。オーケストラでは吹奏楽とは違い、弦楽器が入ってくる。「ブレーメンの音楽隊」という話も動物達が協力しているが、この物語と同様に刻んでいてもメロディを奏でていても皆が一体とならなければいけないのだ。
確かに、自分を大切にするのも、周りとの調和を考えることも大切だ。しかし、最も大切なのは、「私たちの幸福が、他の人々の不幸に支えられているのであってはならない」という言葉の通り、他の人にとってもいい結果となるようにすることだ。
講評 huzi
清書のお話はできなかったけれど、帰宅後自分でまとめて送ってくれたのね。お疲れさま!
簡潔にわかりやすく、字数も規定内におさめられました。こういう要領のよさは、いつもながらお見事です。
来年も期待しています! 自分の体験をテーマと結びつけて、掘り下げていきましょう。
次回のお電話は、1月16日(月)です。2週目です。1週目は、祝日でお電話がありませんが、振替で説明を聞くことができますよ。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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