創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日3224 今日3205 合計58765
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ないしょの話   ぴいち

「どうしよう。お母さんに見せたらおせっきょうだぞ。」
その時は国語の時間でした。私が一番いやなのは、テスト直しの授業です。なぜかというと、点数を気にしてみんなどれ位できているかということを見て嫌な気持ちになるからです。すると、みんなだいたい90点位とっていました。
「このまま家に帰ると、お母さんのなが〜いなが〜いおせっきょうが始まるのかなあ。地獄みたいやなあ。」
と、心の中でつぶやいていました。その時友達が、
「何やっとんの?!ただのテストでそんなに落ちこんで。さっさと覚悟しやあ。ハハ。」
と私の肩をたたきました。その子は何と名前を書き忘れて0点でした。本当は96点なのに。
「私なんかしかられるのが恐くてしょうがないのに、友達は0点とっても少しもびくびくしてないな。お母さんがやさしい人なのかな。」
と、その時思いました。でも、
「きっと友達みたいにさっさと正直に報告した方が、おこられないかもしれないな。」
と、考えました。
「ないしょにしても、まちがった答えは直らないもんね。」
とお母さんにきっと言われる気がしました。

   講評   tama

 テストの点数を気にしてドキドキしていたぴいちちゃん。お友だちのはげましで、お母さんに正直に報告する勇気が持てたんだね。言ってしまえばすっきりしたでしょう(笑)。楽しいことを秘密(ひみつ)にするのはいいけれど、悪いことはやっぱり早く言ってしまったほうがいいかもね。(^_-)-☆



毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)