創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心の国境線   PINPA

私は自分の利益の事を考えて行動するのは良いことだと思う。
例えば私達が毎日学校に通って行っている勉強。これは自分のために自分の利益になるということについての代表ともいけるべき事柄だと思う。たとえ毎日学校生活の中で私達中学生は良く
「あぁ。勉強なんて嫌だなぁー。大人はいいなぁー。」
と言うコトが多々あると思う。そして先生や両親から
「勉強しなさい!」
と怒られ愚痴をこぼすことが幾度とあるだろう。しかし私の学校の先生が言った言葉で
「別に君たちが勉強せずに将来困っても、正直先生たちは何にも困らない!」
というのがあった。確かにそうだ。
 勉強というのは自分の将来のためへのパーツなのだ。大きなジグゾーパズル作品を作ろうと思えば、たくさんのパーツが必要だ。充実した素晴らしい将来を導くためには子供のころから一生懸命して、後で悔いの残らないようにしなければならないと思う。
 しかし自分だけではなく他人、全体の利益を考えることも人の行為として大切だと思う。
 何かしらほとんどの人が小さい頃に読んだり、見たりしたことがあるお話『さるかに合戦』。サルは自分のことだけしか考えずカニに怪我をさせ、カニの友達がサルを懲らしめるという話だ。これは実際臼やハチや栗は何にも怪我もしていなのにカニやそのカニ子ども達のために力をあわせた。これは全体みんなの幸福、幸せを願って行われた行為に違いないと思う。
 今、こういう他人皆のことを考えてという考え方が私は世界規模で減っていると思う。その例として世界各地で行われているテロ、差別などは地球上では起こってはいけない自分だけが良ければという考え方に基づき、罪亡き人の幸福を奪い起こっていることだ。だからこそ全体の利益を見計らって行動するのは良いことだと思う。
 けれども、やはり最も重要なことというのは幸せの下には誰かの不幸せがないというコトではないかと思う。明治時代に生きた福沢諭吉もコンナ言葉を残している。『天は人の上に造らず』この言葉の通り、今世界の中でも裕福に過ごしている先進国の人の食べ物や資源というのはほとんどが途上国からのものなどが元となって生まれている。しかし私達はその途上国の人たちの生活を理解しようという努力さえなしに、幸せをつかみとっている。自分たちの生活さえ良ければ、他の国のことなどどうでもいいとこんな風に。見て見ぬ不利をしているのではないかと思う。
 たくさんの世界の人たちみんなのことを考えろ!というのは大人でも大変難しい。しかし自分の周りの人たちのことを少しでも考えようと努力する人が増えたならば心と心の国境は消えつつあるのではないかと思う。

   講評   mako


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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