国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2259 今日484 合計5356
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   戦争根絶のために   ピエッパ

 あの悲惨な第二次世界大戦から60年の月日が過ぎた。当時子供だった人がお年寄りになっているのだから、とても長い年月である。しかし、それでもこの戦争が忘れられることはない。日本では毎年8月になると慰霊祭が行われ、尊い犠牲者の供養がなされている。そしてその席で、
「二度と同じような過ちを繰り返さないように・・・」
などと、官僚は毎年同じような挨拶を述べるのだ。はたしてそれだけでよいのだろうか。
 確かに、戦争を反省することは大切だ。反省することで、次への一歩を踏み出すことができるからだ。僕も昔サッカーの試合で他校へ行った時に、スパイクを忘れたことがあった。しかも気付いたのが会場の学校に着いてからだったので、取りに帰ることもできず、結局試合に出られなかった。その時、自分にとても自分に腹がたったのだが、そこで反省したことで、次からは試合の前の晩にスパイクを玄関に置くようにした。そして、そのおかげで以後スパイクを忘れなくなったのである。
 しかし、なぜ戦争が起こってしまったのか、原因を考えることも必要だ。そうすることで、具体的な対策をたてることができ、より現実的に再発を防止することができる。昔話「三匹の子豚」でも三男の子豚は、二匹の兄のように楽をすることよりも、狼に食べられないように対策をたてて、助かることができた。このような、問題に対してきちんと方向性を定めた対策こそが、一番の再発防止策になるのだ。
 確かに、戦争を反省することも、原因を考え対策をたてることもどちらも大切だ。しかし
「戦争では、どちら側が勝利を宣言しようが勝者など存在しない。全員敗者である」(名言)
というように、戦争はどちらも被害を被り、どちらも得をしない。やはり大切なことは、これから先、戦争がない平和な世界を作っていくことなのだ。(総合化)

   講評   huzi


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)