創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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春よ来い パンジー
わたしは学校のある日、朝ペットの犬に顔をなめられて起こされます。とても寒くて犬になめられてもふとんから出たくありません。でも、なめるのがしつこい時は、しょうがなく起きます。わたしの部屋から、リビングに行く廊下は長くないのに、まるで北極にいるみたいに寒いです。
リビングのストーブの前まで一目さんに走って行きます。ストーブの前に来た時は、またふとんの中に入ったみたいに暖かいです。でも、犬も暖かい場所が好きなので、犬に横入りされることがあります。そんな時は、
「もうどいてよー。」
と、言葉が通じなくても取り合いになってしまいます。犬は小さいので、わたしとストーブの少しの間に入ってきて、ストーブに体をべったりつけてとてもずるいです。犬もさすがに体が熱くなって、ちがう場所に体を冷やしに行くことがあります。その間は、とても暖かいです。また、犬が暖まりに来て横入りされたら、もうさすがにあきらめてしまいます。
わたしは前に、お父さんとお母さんの寝室で寝ました。お父さんとお母さんの寝室よりもわたしんの部屋の方がリビングに近いので、寝る時リビングから、少し音がします。でも、他の部屋ではきこえません。なので、お父さんとお母さんの寝室ではよく眠れます。わたしは時々犬に起こされる前に目がさめることがありますが、寝室では、一回も目がさめませんでした。その分、眠いし寒くて起きるのがいやです。それでも、いつまでも寝ているわけにはいかないので、とぼとぼ歩いていきました。<<だいざい>>
わたしは、(いつも寒くてやだなぁ。早く暖かくなってほしい!)と、思いました。
朝起きてふとんから出たら、リビングに走っていきました。
「今日も寒いなぁ〜。」(動作の結び)
講評 yuta
毎朝寒いですね。ストーブの前まで一目さんに走る人、多いと思います。でもパンジーさんは他の人とちょっとちがう。ストーブの取り合いがあるのです。相手はペットの犬。ほほえましい場面を中心に紹介して、個性的な作文になったね。
ワンちゃんは朝起こしに来てくれるのね。“とても寒くてふとんから出たくありません”。廊下は『まるで北極にいるみたい』。冷たいねー。(>o<)
ストーブの前は『またふとんの中に入ったみたい』に暖かい。じーっと幸せをかみしめてしまうよね。あらあらワンちゃんが横入り。パンジーさんのそばが好きなんだね。
お父さんとお母さんの寝室で寝ると、よく眠れるのはいいけど、よけいにふとんから出たくなくなってしまうんだ。そこをあきらめてとぼとぼ歩くパンジーさん。『いつも寒くてやだなぁ。早く暖かくなってほしい! と思いました』。その気もち、わかりますよ〜。
『朝起きてふとんから出たら、リビングに走っていきました。「今日も寒いなぁ〜。」』今日も寒さに負けず、エイヤッとがんばりましよう。早く春よ来い!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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