創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ふしぎな人間の体 ちょび
このお話を読んでわたしが一番ふしぎに思ったのは、わたしたちの体の中に何百万もの微生物がすんでいるということです。わたしはさいしょ、それを聞いて、とてもふ安になりました。でも、ふだんは活動していないので少し安心しました。
お正月前に、新がたのおばさんが、わたしの大すきなおもちをたくさん送ってきてくれました。この間、そのおもちを食べようと思い取り出してみたら、緑色やむらさき色のカビが生えていて、とてもがっかりしました。
「れいぞうこに入れておいたけど、カビが生えてもう食べられないね。せっかく送ってもらったのに。もっと早く食べればよかったね。」
「ねえねえ。カビだけ取ればだいじょうぶなんじゃないの。」
「やめておこうよ。」
たぶんお母さんは、わたしのことをしんぱいしてやめたほうがいいと言ったんだと思います。
この前、テレビを見ていたら、じこで足を切だんした男の子の話をしていました。
「お医者さんたちが早くしないと足がくさっちゃうぞって言ってたの。でも、足を切だんした男の子は生きているんだよ。なのにどうしてくさっちゃうのかなあ。」
わたしは、お母さんに聞きました。
「酸素は血えきにふくまれて、体中に運ばれるんだよ。切だんした足には血えきがいかなくなるからじゃないの。」
と、お母さんが言いました。わたしは、知らない間にしているこきゅうが大事なんだと思いました。
講評 kan
こんにちは、ちょびちゃん。これで2回目の感想文ですね。12月に書いたときよりもずいぶん長く書けましたね。にた話もばっちり! ちょびちゃんのがんばるしせいはりっぱです。よくがんばりました。
まず、「一番ふしぎに思ったのは、わたしたちの体の中に何百万もの微生物がすんでいる」ことだとしっかり中心を決めることができました。たしかにふしぎな話ですよね。
にた話では、おもちにはえたカビのお話を書いてくれました。だんぼうのきいた室内では、保存食であるおもちにもすぐカビがはえてしまいますね。先生のお母さんは、カビのはえてしまったおもちは油であげて食べさせてくれましたが、油であげてもカビはカビ。体にはよくないでしょうね。
もうひとつはテレビで見た話を入れることができましたね。よく思い出すことができました。足を切だんなんてちょっとこわいね。でも、その話を入れたことで、こきゅうが大切なんだという考えを書き入れることができました。
先生が説明したとおりの感想文の書き方ができましたね。このながれでいいですよ。とてもじょうずに書けました。来月の感想文もがんばってとりくんでみようね。
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