低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
くさってるの食べたくないよ ぴいち
「いやな生き物だな。もうわたしの体の中にもいるかも。」
私が長文を読んでいて一番こわいと思った所は「酸素を必要としない微生物がいる」という所です。はじめは意味がわからなかったけど、私が音読をしていたらお母さんが、
「人間が息をひきとると、微生物が『やった。』って働き始めるんだね。こわいね。」
と言ったので、少しわかりました。それと似た話があります。うちの麦茶のことです。ふだんは冷蔵庫に入れて冷やしているけど、私の妹が飲んだ後冷蔵庫にしまうのをわすれたことがありました。一日中食卓に出しっぱなしにしていました。そして次に飲もうとしてコップについだら。何となくドローっと出てきたのです。まるで納豆のようでした。いつもだったらチョロチョロと音をたてて出てくるのに。でもくさっていることが分からなくて私も飲もうとしてしまいました。お母さんがその時
「やめとき。」
と言ってなければ飲んじゃうところでした。もうひとつはミカンのことです。何日も冷蔵庫の中に入っていたみかんを食べていたら、ひとつぶだけまるくグジョグジョしてたところがありました。それで
「これくさってるよ。」
と言ったら、お父さんが
「それは大丈夫だから食べなさい。」
と言いました。気持ち悪いから残したら、
「まだ食べられるって言ってるのに。」
と、お父さんがそれをさっさと食べてしまいました。とてもびっくりしました。私はどのくらいだと食べてもだいじょうぶなのか、分からないので困ります。
「どうしたら分かるのかな。やっぱりお父さんたちはいろいろ食べてきたから、くさってるかくさってないか分かるのかな。」
と思いました。でも食べて確かめるのはやっぱりこわいです。
講評 tama
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |