国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
色々な知識の卵 ベッキー
こんな話がある。吹奏楽がやりたくて、やりたいと言っているのに、やらせてもらえないのは親鳥が吹奏楽の知識の卵をつつかないで知識が卵の中で死んでしまう。逆にやりたくもないのに吹奏楽やりなさいと言われ、じゃ、あなたクラリネット吹きなさい。と勝手に決めつけられてやらされるのは、卵の中でまだ成長していない雛鳥が乱暴に卵の殻をつつかれて無理やり雛が出されてやはり知識の雛が死んでしまう。まるでいじめられているようだ。
私は二つ知識の卵が頭の中に眠っている。一つは吹奏楽の卵ともう一つは動物の卵だ。子の卵はまだ雛は出てきていない。ひびが割れているだけだ。吹奏楽の卵はやっと雛が顔を出したくらいだ。私は二つとも大人になるまで大切にしようと思っている。
私が考えた話だ。千円の物を買うとき百円を十個出すと千円札くれよと思われるし、一万円札を出すともっと細かいのないの?と思われる。「ちょうどよく」ということがよくある。母は子どものころ小説書いたことがあるそうだ。それでニセ小説の話を聞いたことがある。『ばばちは金魚を食べました。』というおはなしだ。ほかにもいろいろあったそうだが、おぼえていないそうだ。あと、おぼえているものは、ばばちはお行儀が悪いことだけだ。母はこの卵を育てながらインターネットで(あっ。こんな仕事があるんだ。)と初めてきずいたらしくてこんな仕事というのが作文の教室の先生をやる仕事だ。そして今はたくさん生徒がいる。私は卵を大事に育てていればここまで成長するんだなと感心した。卵を育てるには例えば吹奏楽だったら楽器を大切にし、個人練習を大切にし、みんなで合わせる時も真剣にやることだ。小説だったら子供のときはたくさん小説を書き、いつも小説に関することをやり、大人になったら小説を売れるぐらいにうまくならなければ卵はいつまでたっても育たない。育たない。頭の中の雛にえさをやるということは、それに関することを練習したり勉強したり調べたりすることがエサになる。人は一人一人にいろんな卵が子供のころからずっと頭の中で眠っていて、それがいつか大人になるとものすごく役に立つものになるのだとわかった。私も今の二つの卵を大事に大事に育て、いつかとてもとても役に立つものにしたい。
講評 nara
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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