低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
悪魔のポイ捨て えうや
僕はこの間、友達といっしょにナガシマスパーランドへ行った。そのとき、嫌な光景を目撃した。なんと、子供がティッシュをばら撒いているのを親がほめているのだ。しかもばらばらになったティッシュをそのままにしてどこかへ行ってしまった。僕は、ポイ捨てはいけないと思う。
いけないと思う理由の一つに、ポイ捨てはポイ捨てを呼ぶからだ。僕も、このような体験をしたことがある。夏休みに、十人くらいの友達と遊んだ。そのときに、公園の近くにあったコンビニで、お菓子を買った。そして公園で食べていた。そのときある子が、「手が滑った!」といって、わざとごみを捨てた。それから、その子と仲のいい子も、「おっとっと」といいながら植木の中にごみを捨てた。まさに、「類は友を呼ぶ」状態だ。その子たちが帰ってから僕たちは、捨ててあったごみを拾い、ゴミ箱に捨てた。拾ったのは気持ちよかったが、注意できなかったことを後悔している。
二つ目の理由に、ポイ捨ては地球環境を悪くするからだ。データに日本の年間ごみ排出量が載っている。日本は年間5020万トンで、東京ドーム135杯分もの量だ。ごみが出たら燃やしたり埋めたりする。燃やせば二酸化炭素やダイオキシンが出て、埋めれば海が減る。どちらにしても地球環境には悪い。ごみを減らさなければ、地球は汚くなっていく。
確かに、ごみを持ち歩くのは良い気分にはならない。しかし、「問題とはそこにあるのではなく、自分が作るものである」という言葉もあるように、自分がポイ捨てをしたことから始まるのだ。ポイ捨て族が友を呼び、世界に広まってどんどん地球環境が悪くなっていくのだ。
講評 tama
一人の何気ないポイ捨て行為が、見ている人のポイ捨てを呼び、環境を悪化させることにもつながります。悪魔のささやきに負けず、私たちはもう一度自分達の行為を謙虚に見直す必要がありそうですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |