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　　　家族と遊んだ元たん　　　さくら

　元たんの夕方、家でできるお正月らしいことがしたくなりました。そこで思いついたのがお父さんとお母さんといっしょに遊ぶということです。一つはかるたでもう一つは人生ゲームです。
　まず、さいしょにかるたをすることにしました。わたしが
「お母さんが読みふだ読んで。」
とたのむとお母さんが
「えっ、うん。」
とまるで急にお茶を飲んでつっかえそうになったときのようにびっくりした顔になりながら答えてくれました。
　かるたが始まり少ししたときお父さんが遠くのふだを取ろうとしました。そのとき手前のふだですべって転んでしまいました。かわいそうだったけれどわらいそうになってしまいました。
　お母さんは昔、ゴムとびとすごろくがすきだったそうです。ゴムとびと聞いてわたしは今、学校ではやっているなと思いました。
　次の人生ゲームも終わり時計を見たらもう一時間半もの時間がすぎていました。心の中では四十分ぐらいと思っていました。楽しい時間はあっという間にすぎていくんだなと思いました。わたしは兄弟がいません。だからお父さん、お母さん、わたしの三人しかいません。こういうときに兄弟がいたらいいなあと思いました。今度はたくさんの友だちと遊びたいです。

　　　講評　　　jun