国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
夢の宝物屋さん《構成》 さやちゃん
私はねる時、今は冬で寒いのからふとんの中でまるでだんご虫のように丸くなってねます。《表現》
いつも、ねようと思ってベッドに入るけどねむれない時があります。三十分とか、しばらくしないとねむれません。私はそう言う時、楽しい事を考えます。たとえば、今日学校でやった事や、友達と遊んだ事、今日はどんゆめを見たい、明日は何をしようなどなど。ねる時に考えると、とても頭がはたらきます。
この前九時ぐらいにベッドに入ったのに、楽しい事を考えてもねれなくて、けっきょく十二時までベッドの中で起きていました。《題材》
私はねる前の三十分間、お母さんと本を読みます。お母さんは今、「ナルニア国物語」と言う本を読んでいます。私は、お母さんがとよ田の図書館でかりて来てくれる本を読んでいます。本を読むとおちついて、きもちよくねむれます。ねる時に、本の感想も考えます。自分で物語を作ってみた事もあります。「むかしむかし」ではじまるお話し。
今は、ゆたんぽがあるからいいけど、夏はあついです。それに、冬は寒いです。夏はふとんからはみ出して、冬は、ふとんの中で丸くなってねます。すぐにはあたたまらないけど、少し体があたたまります。
私はねむらない時に、いっしょにねているお人形の犬の世話をします。本当の犬のようにかわいいです。よくぬいぐるみみたいな犬がいるけどそのぎゃくです。本当の犬みたいな人形です。《表現》
ほかにも、くま、うさぎ、ねずみ、キッコロとモリゾーもいます。お人形の世話をすると、自分がねむくなります。
私は、もっと楽しい事を考えたり、楽しい事をやったりして、ねる時間を楽しい、楽しみな時間にしたいです。私はねる時間が宝物です。ねる時間が大好きです。みんなもねる時間が好きだといい事があるから好きだと思います。ゆめを見ると宝島(ぼうけん)に行っている気がします。これからもゆめの中で宝物をもらいに(買いに)行きたいです。《主題》
講評 huzi
沙耶ちゃん、この作文をわずか15分で仕上げたんだって? 時間を見て、先生はびっくりしました。ものすごいスピードで、とても楽しくておもしろいお話が書けるのですね。想像力が豊かで、お話作りの才能があるんだなあ。今のうちに、このような作品をどんどん書いていくといいですよ。そうすれば、高学年になっても、自分らしい意見をすらすら書けるようになります。
すべての項目に◎がつきましたね。【たとえ】を使ったり、【前の話】を入れたり、【自分だけが思ったこと】をくふうして書く。もう、ひとつずつを考え込まなくても、自然にでてくるようになったみたいですね。
「まるでだんご虫のように」丸くなって眠るのですね。手足を折りたたんで、おなかのところにくっつけていると、体があったまってきますね。
あったまってくると、眠くなるのですが、いろいろ考えているうちに、時間がたつこともあるね。夜なのに、頭がはたらきだすこともあるの?
そんな時間に、お母さんから読んでもらう本は、沙耶ちゃんを夢の世界に連れて行ってくれるのですね。自分で作る「むかしむかし」で始まる物語。どんなお話なのかな、読んでみたいです。
また、本物そっくりの犬のお世話をしながら、眠くなるのを待ったりするのも、楽しそうですね。
どうして、「夢の宝物屋さん」なのか。その理由が、たくさんつまった作文にまとまりました。毎晩、ぼうけん旅行ができるなんて、すばらしいですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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