国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   躾   えてよ

 本質的な問題に、どんな点から気付くのか、そういうものが、どんな状況から出てくるかというと、それも、その人の素質によるものだと思うのだ。家庭の躾のようなものからでも、その端緒が生まれてくるのではないかと思うのだ。日本でも、昔はそうした伝統的な家庭の教えがあったと思うのだ。子供が成長するには家庭での愛情ある躾がたいせつだ。
 第一に、子供は親の根気強い愛情ある躾によって善悪を判断する力をつけるからだ。僕の家でも躾がある。その中でも自分の趣味を制限するものは、とてもキツイ事だ。昨日から三日間行われるイベントに行って来たが、親が二・三千円の物は高いから買うなと言うのだ。そのため、趣味がなかなか進まないのだ。この躾だけはどうにか撤回してほしいものだ。でもこの躾が無くならにかは分かっている。勉強しなかったりするからだ。
 第二に、あまりにも甘やかしすぎると自己中心的になってしまうからだ。最近少子化が進むとそういう人がかなり目立ってくるのだ。少子化に関するデータによると1993年には、出生率が1.05を割り、2001年の出生率は1.33でこの数字は1999年の1.34を下回る。ということが分かった。
 確かに甘やかす事も大切だ。しかし「可愛い子には旅をさせろ。」という言葉があるように、甘やかすことだけではしっかりと子供は育たない。

   講評   jun

<第一段落>
 要約の後に、家庭での愛情ある躾が大切だという意見をはっきり示すことができました。
<第二段落>
 子供は、親からの愛情ある躾によって善悪を判断する力をつけるとはそのとおりですね。しかも、その躾は根気強く行われなければなりません。身近な実例として、自分の家での躾について書いたところは具体的でとてもいいですよ。
<第三段落>
 実例として挙げたデータが理由にどのように結びつくのか説明を加えると、データ実例が生きてきますよ。
<第四段落>
 ぴったりのことわざを引用してまとめることができました。最後にもう一度書き出しの意見を繰り返すとより力強い結びになると思います。

▲第二段落と第三段落は、「なぜなら」「その理由として」など、理由であることがわかるように書いてみましょう。
                             

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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