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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   子供のうちに。   いへゆ

 たとえ小さな立場でも、自分がどういう立場にいるかということを、早くから家庭の躾や、親の愛情で、それを感じさせるということも可能だ。子供が本能や感情で動くときに、早くから、親がきちんと、教育面で、子供の時間というものを躾として教えるわけだ。そのために、親は本当の愛情とは何かということを自覚する必要がある。
 私は、親が愛情を持って子供を躾けるのは良いことだと思う。その理由は第一に、小さいころから、親に躾けてもらわないと大人になってから困るからだ。たとえば、私の場合だと挨拶だ。知っている人に会うと必ず「こんにちは。」という。それに、毎日会う人だったら、「いってきます。」や「ただいま。」という。これは、意外とみんなはできていない。だけど、私は昔から挨拶をするように躾けられているのでクセになっている。これは、親に感謝しなければいけないんだと思う。もう一つは、好き嫌いだ。私はいま、好き嫌いがあまりなく、ほとんど食べれる。これも、大人になってから困らなくてすむ。大人になって誰かと食べに行くとき、
「この料理は、嫌いなので食べれません。」
というと、かっこ悪い。人から、勧められた料理でも食べられない。
 第二に、親からの愛情を知らない子供は、ほかに人を愛することができないからだ。小さいころから、親に突き放されてそだったら、その子は、
「これが普通なんだな。」
と思ってしまう。だから、その子が大人になって結婚して、子供ができたときに、その子供の自分が育てられたのと同じように育てる。この繰り返しが続いていくと、どんどん人を愛することができる人が、少なくなってしまう。いまの、一ヶ月にもらうお小遣いの平均は、幼稚園572円、小学校1109円、中学校2822円、高校生6687円だそうだ。≪データ実例≫このお金を、どうやって使うかを教えるのも親の仕事だと思う。
 たしかに、甘やかすような愛情は、良くない。しかし「・・・・・」という言葉があるように、躾けるのは、大切だ。

   講評   huzi

 彩花ちゃん、時間変更の1回目が代講になってしまいましたが、しっかり取り組んでくれましたね。代講の担当の先生も、礼儀正しくて、感じのよい彩花ちゃんのことをほめていました! 長文問題は全問正解。自習のところに「3」と入力しておいてね。今回は代理でいれておきました。
  ものが豊かな現代は、愛情をどのようにしめすか難しいですね。昔の子なら喜んだプレゼントも、今では「そんなのより、みんなもっといいものを持っているよ」と、がっかりされたり、また、親も子も忙しくてじっくり話をする時間がなかったり。
  愛情を持って子どもをしつけることのよさについて2つの【理由】を挙げながら考えてみたね。
 挨拶の例を書いていますが、これは身近なところから取材できたね。当たり前のようにできる挨拶も、しつけの結果。しつけられていないと、人に言葉をかけたり頭を下げたりは、できにくいですね。また、食べ物の好き嫌いもしつけのうちに入ると考えたのですね。たしかに、大人になって「これは苦手」などと言って残す人は、わがままで未成熟な感じがするなあ。※食べれる→食べられる。
  【データ実例】も取り入れることができました。愛情もお金の使い方と同じように、体験がないと上手にこなせないのですね。この段落はできれば、お金と愛情の関わりについてもう少し掘り下げても良さそうですね。
 【名言引用】は、今回は探しきれなかったかな? 「……」のところに何を入れるといいでしょう。「三つ子の魂百まで」は、単純ですが、わかりやすいかな。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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