創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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鬼はうち福は外 えてぬ
「鬼は外、福はうち。」
二月二日の夜、家ではこの声が響く。それもそのはずこの日は、節分だ。節分とは言うまでもなく、玄関にヒイラギや魚の頭を飾り豆をまき、鬼をたいじするという伝統の行事、別名豆まきである。
先週の節分では、ヒイラギを買いに生協に行ったら、ヒイラギは、すでに売り切れていて家に帰って、魚の頭をくし刺しにして、玄関に飾っておいたら、くしはまるでちょうど魚の体のようで
した。そして節分最大の行事豆まきでは、弟と豆まき合戦という雪合戦の雪の玉のかわりに、豆を投げる戦いをした。時間が経つごとに、むきになりしまいには、弟に
「ばかやろう。」
と言われて、
「くたばれ。」
とぼくが言いかえすじまいだ。でも途中でお母さんに
「やめなさい。」
と言われて普通にやり始めた。が、弟がお母さんに
「鬼は外。」
と言ってお母さんに豆をぶつけたら、お母さんにおこられてしまいました。
前
、昔話の本を読んでいたらおもしろい題名の昔話を見つけた。その名は、「鬼は内、福は外」である。話の内容は、貧乏な家の人が節分で豆をまくとき「鬼は内福は外。」と言っておにがきて鬼が貧乏な人を幸福にする話である。
ぼくは、節分もいろいろなやり方があるときいて郷に言って郷に従えだとおもった。鬼もいろいろな見方があることが分かった。まだ声が響く。
「鬼は外、福は内。」
講評 miri
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