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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   節分   あい

 節分とは、暦の上で新しい季節が始まる一日前を「節分」と言う。季節の分かれ目、という意味だから、四季と同じく節分も四回あるというわけだ。今では、立春の前の日だけを節分とよんでいる。二月に豆まきをする行事が残っているため、そのようになったといわれている。辞典で調べてみた。
「鬼は〜外。福は〜内。」〈構成〉
子どもたちが、豆まきをしているところだ。幼稚園の時、家で豆まきをした時の話である。でも鬼役は、いません。ちなみに、この豆は「福豆」と言うそうだ。
「鬼がいたら、もっと面白かったのにな〜。」
私はそう思った。でも鬼が来ていない事は嬉しいことだ。鬼役がいないのも、ちょっとつまらないと思う。お父さんやお兄ちゃんが、鬼役をしてくれたらよかったのにな〜。でも、鬼のお面は恐い。私は鬼のお面を見るだけで泣きべそをかいていたそうだ。自分では、覚えていない。でも、母がそう言っている。十一歳になった今、鬼の面は恐くない。
 そう言えば、豆まきだけではなくて「イワシ」や「巻き寿司」も食べる。今年のまき寿司は「南南東」の方向に向いて食べるのだという。この方向を向いて巻き寿司というならわしは昔から決まっているのだという。
南南東だけではなく、「南南西」・・・など色々あるんだ。一つの理由は、健康を守るため、もう一つの理由は、心の中で願い事を思って、巻き寿司を食べるのだという。この二つだ。
 イワシは、一年の健康を守るため、それと、柊・イワシの頭で鬼を追い払うというのだそうだ。〈題材〉
福豆は鬼を追い払う。まるで、魔法の豆みたいだ。〈表現〉
それと、豆(福豆)は自分の年だけ食べるのだという。でも私は、豆をたくさん食べた。味はないけれど、なんとなく美味しいからだ。給食でも出たので、笑顔になった。
 分かった事は、昔の人は鬼を追い払う工夫を色んな方法でやっていた事が分かった。「柊とイワシの頭」、「巻き寿司」「イワシ」。みんなそれぞれ、意味があるんだ。
 


   講評   tama

 節分についてよく調べましたね。地方によってやることが少し違っていることがあるようですが、豆まきはやはり楽しいですね。(^^)

【前の話聞いた話】 小さいころは鬼の面を怖がっていたあいちゃんも、さすがに今では怖くないんだね。自分が覚えていないことをお母さんから聞かされたときの気持ちはどうだったかな?
 イワシと柊で鬼を追い払い、巻き寿司を食べて福を呼び込むというのもおもしろい習慣ですね。(巻き寿司を食べる習慣は、大阪から全国に広がったそうですよ。)

【たとえ・ことわざの引用】 「魔法の豆」をまいて、みんなの健康と幸せを祈りたいですね。

【わかったこと】 豆まきや食べるものにもそれぞれ意味が込められているのですね。これからも伝統行事を守っていかなければなりませんね。

【書き出しの結び】 「鬼は〜外。福は〜内。」を書き出しに持ってくると、おなじキーワードで結ぶことができそうですよ。


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