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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   文化もパーソナラティも(感)   セコイア

 文化もパーソナラティも、多くの場合すこしずつ変化し、そしてときには大きく急速に変化しうるものである。私たちの支配者は、かつてのように、名前をもちはっきり目に見える権力者として君臨しているのではない。社会的な交換価値という千変万化する記号のかたちをとって、朝から晩まで私たちひとりひとりを支配するようになっている。「交換価値」が変化すると常識も変化し、それのしたがって個人の欲望の内容も当然変化することになるのだろう。この情報化社会にあって、このような交換価値としての文化のコードを敏速かつ広域に浸透するのを助けているのは、いうまでもなく新聞・テレビなどのマス・メディアである。大自然の中でも、文化的なものを完全に拒んでしまうことは、とうてい不可能である。(要約)
 確かに、自分自身の価値観、また自分の意志に従って生きることは大切だ。私は、流行のことばかり気にしないように毎日気をつけながら生きるようにしている。なぜなら、流行のことばかり気にしていると、たくさんの時間をとられてしまうからだ。そのことをずーと考えていると、本当に自分にとって大切なことや肝心なことが出来なくなってしまう。例えば、私の場合、勉強をしてもその内容は頭の中に入らないだろう。そして、また新しいものがはやり始めると、またそれを買わないといけなくなる。だから、お金もたくさんかかるということになる。(複数の意見一)
 しかし、その時代の価値観に合わせて行動することも大切だ。その時代の価値観を知らないと、友達とも話が出来ない。また、困ることも多いだろう。例えば、昔の子供は教育を受けなくても良いことになっていたが、今の子供はそうにはいかない。現在には、「義務教育」というものがある。私たちは、ちゃんと現代のルールの従わなければならない。だから、私たちは、小学校に6年間、中学校に3年間、そして高等学校に3年間行くのだ。昔話の「ねずみのすもう」という話を知っているだろうか。それは、こういう話である。お爺さんが山に行くと、自分の家のねずみと長者のねずみが相撲を採っていた。負けていたのは、自分の家のやせたねずみだった。その夜、お爺さんとお婆さんは心をこめてねずみにもちをついてあげた。そして、次の日、またねずみたちは相撲を始めた。しかし、今回勝ったのは、やせたねずみだったのだ。長者のねずみは、驚きながら勝った理由を聞いた。今度はお爺さんとお婆さんは2匹分のもちをついてあげた。すると、長者のねずみは大喜びで、自分の家から米と銭を持ち出してきたのだった。もし、お爺さんとお婆さんがやせたねずみにあげたのが「もち」ではなく、高級シュークリームだったらどうなっていただろう。ねずみには高級シュークリームは合わないだろうから、やせたねずみは長者のねずみに勝つことはとうてい不可能だったはずだ。そうしたら、長者のねずみに米と銭をもろうということも、当然なかったことになる。(複数の意見二)(昔話の実例・長文実例)
 確かに、自分自身の価値観に従って生きることも、周囲の価値観に合わせて行動することもどちらも大事だ。(反対意見への理解)しかし、「未来には、ひとりでにできる未来と、自分でつくる未来との二つがある」という名言がある。(名言の引用)今のことだけに一生懸命になり今のことばかり考えるのではなく、未来の価値観を自らの手で作っていくことが一番大切なのではないか。(総合化の主題)


   講評   unagi


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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