国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自由な言葉   悟空

科学は記述から始まる。現象をコトバで記述する。ある現象とあるコトバが厳密に一対一に対応しているならば、誰が現象を記述しても同じ記述になるはずだ。コトバが同じなのでコミュニケーションができるのではなく、コミュニケーションができるので、コトバが同じであるかのように錯覚されるに違いない。 個々の犬は確かに世界に実在するだろう。しかし、ワンワンというパターンは、幼児と無関係に世界に実在するわけではない。科学は記述なしには成立しない。ぼくは、言葉を自由に使ったほうがいいと思う。(是非の主題)
なぜぼくが、言葉を自由に使ったほうがいいと思った理由は第一に言葉は、使う人によって変わるからだ。(第一の理由)ぼくの地方では、方言は、あまりないが友達が福岡から引っ越してきた友達がいてその友達が福岡弁をしゃべったりしていたり他に大阪から来た人がいて他の人とかもそのこと仲良くなって一緒に大阪弁をしゃべったりしていた。ぼくには、方言は、よくわからないが青森とかの出身の人が青森の友達から電話がかかってくると青森弁で話すと聞いたことがある。
ぼくが、言葉を自由に使ったほうがいいと思った理由は第二に言葉は、時代によってかをるからだ。(第二の理由)たしかに歴史の教科書や国語の教科書などを見ていると古典と言うものが出てきて「登るべきやうなし」がいまでは、「登るべきようなし」になるというのを聞いた。言葉を自由に使っている本の読む人が少なくなっていると聞いてデータ実例から「一ヶ月に読んだ本(雑誌・漫画を除く)」と言うのを見つけた。・小学校高学年 五.六冊・中学生 一.九冊・高校生 一.三冊と言うことだわかった。だんだん年が高くなるごとに本を読まなくなってくることがわかった。(長文実例・データ実例)
ことばには、「存在するものには、良いとか悪いとを言う前に、すべてそれなりの理由がある。」と思う。(名言の引用)たしかに正確に伝えるニュースや新聞、インターネットでは自由に言葉は使えないが時には自由に言葉を使わないとだめだと思う。(反対意見への理解)これからは、自由に生きていくために言葉をもっと自由に使おうと思った。(是非の主題)          

   講評   hota

 今回も、とても頑張って、よく書きましたね! 字数も916字。そして、森リンが78点です! いいね。いつも予習も欠かさないし、長文問題もよくできています。悟空くんは、本当に頑張っているね。感心です。

 要約も、ほぼよいです。最後の方に、「しかし科学は、できることならばコトバを厳密に定義できるものにしたいのだ。」をつけ加えておくと良いかな。

 複数の理由と、それぞれの実例も、きちんと入れることができましたね。できれば、「体験実例」のあとには「このように、人によって使う言葉が変わっても、それがかえって個性や温かみを伝えることができるので良いと思う。」とか、「データ実例」のあとには「読む本も少なくなり、ゲームや携帯が普及すると、使う言葉も自然と変わってくるのだろう。」などと入れておくと、よりその実例がしっくりとなじみますね。

 結びの段落は「名言の引用」をうまく使って、「反対意見への理解」「是非の主題」でとてもうまくまとめることができましたね。いいですね。

★字数だけが目標には達しなかったのですが、点数がよかったのと項目が全部、うまく入っていたので、今回も総合評価の◎をおまけしました。これからも頑張ってね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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