創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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シーンとした道。 いほふ
犬は、大喜びで所々で地面に鼻をつけ、最後に足をあげて自分である印を残していった。ネコも走りぬけた。実際近所の子供たちのたまり場でもあった。数年たって路地全体に異変が起きた。下水道工事が始まって地面がほりかえされ、車の震動で下水管がこわれぬようにしっかりとほそうされてしまったのだ。ネコジャラシにスギナ、スミレもタチイヌノフグリもそれ以来路地こら姿を消してしまった。町中の雑草に対する人間の態度は時と場所によってさまざまである。ハイキングに行けば「緑がいっぱいで気持ちいいわねぇ」と喜ぶ人も、自分の庭に出てきた雑草は血眼で引き抜いてしまう。
私も近くにとても気に入っている道がある。それは長居公園だ。長居公園とは私の家の近くにある公園でよくマラソンや、ワールドカップなどでもつかわれている。そのなかに植物園というその名の通りの植物がいっぱいあって博物館などがいっぱいある。そしてバラ園があるところにきが集中してたっているところがある。そこに普通のコンクリートとはちがって草を手でどけたような土の道がある。そこに入ってみるととても心が落ち着く。シーンとしていて、まるで、だれもいない初めからそこにずっとあったような空間みたいだった。
「おーい」
とよんでも友達の声しか聞こえてこない。ばしょは、この場所ぐらいしか大阪市にはないだろう。
それにくらべて、私の家の近くの川沿いはくらべものにならないぐらいすごい。それは、朝は、犬の散歩をしている人がいっぱいいる。これは、べつにいいことなのだが、飼い主が犬の糞をとっていかないのが私たち歩く人にとっての問題である。昼ごろになると川沿いにすんでいる、家の犬が家の前でお昼寝をしているのである。ただ寝ているだけならいいものの、なんか私にはなんか犬は敏感で私がその犬の前を通るといきなりムックリと起きだしておいかけてくるのである。これでは犬好きのひとでもさすがに逃げるだろう。ましてや私は犬が大嫌いだ。そのときは、
「助けて〜!」
という情けない声をだしながら逃げ帰ったからよかったものの、もし後ろから追いかけてきているのに気付かなかったらたいへんなことになっていただろう。話をもどすが、夕方になるとこうもりが変な鳴き声をだしながら飛んでいる。よるはいままでのよりもっと迷惑だ。それは変なそこらへんなおっさんが、うろついて歩いているということだ。道がこんな感じだし街灯が少なくて暗いということもわかることはわかるが、これじゃあ道も通れない。これとあの長居公園のシーンとした場所とくらべると、まるで、天と地の差ぐらいはありそうだ。
後悔先に立たずということわざがあるが道をちゃんと保そうしてほしいということもあるが、もうちょっとぐらい、ましにしてほしい。
講評 huzi
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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