国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   進化と退化   読書の神

 島に住む動物と大陸に住む動物は違う。島では体の大きい物が小さくなり、体の小さい物が大きくなる。ゾウはだんだんと小さくなり、ついには成獣になっても肩までの高さが一メートル、仔牛ほどしかないものが出現した。大陸では巨大なマンモスがのし歩いていたのである。ゾウの巨大さは畏敬の念を引きおこすものだ。しかしゾウにしてみれば、大きいからみんなハッピー、というものでもなく、できれば「ふつうの動物」にもどりたいのであろう。ネズミにしたってそうだ。だからこそ、捕食者のいない環境に置かれると、大きいものは小さく、小さいものは大きくなって、ほ乳類として無理のないサイズにもどっていく——これが島の法則の一つの解釈である。(要約)
 これは環境に応じて進化、又は退化するということだ。要するに島など小さいところで少ししか生物がおらずそれにつき自分の天敵となるものがいないとどんどん退化していく。それとは反対に大陸のような広い国だと、色々な物がいてそれに合わせてどんどん進化していく。しかし恐竜のいた時は一つの大陸だったからあるとしても突然変異くらいであろう。やはり、使わなければ退化し使えば進化するというようにこういうのも人間と同じだ。
 人間だって敵に何度も襲われたら徐々に進化するに違いない。例えば日本人とアメリカ人は違う。(まるで)というように育った環境が違えば人間も動物も変わっていくのだ。動物でたとえれば大陸の鳥と島の鳥、大きさやくちばしの鋭さなどが違う。こうやって見てみると進化と退化は紙一重だなと思う。なぜなら、同じ星に住んでいてもその中でいろんなスタイルの奴がいる。だからそう思いたくなくてもそういう風な仕組みになっているのだ。進化は本の少しずつだが、退化はものすごいスピードだ。だから毎日コツコツやることが大事だ。
 進化は継続を表していて、退化は怠けを表していると分かった。やはり動物も人間も継続はちからなりだ。動物は天敵に挑みつづけることでどんどん進化していく、人間はわからないことに向かっていくことでそれについて進化していく。進化とは頑張りだ(書き出しの結び)

   講評   jun

 短い時間で900字近い字数は立派です。森リンでも高得点が出ましたね。

<第一段落>
 要約は、島の法則について、わかりやすくまとめることができました。これは、興味深い法則ですね。
<第二段落>
 長文の内容を自分なりにもう一度考え直してみたのですね。身近なところでも似た例がありそうですね。ライバルがいないグループではお互いに成長し合うのがむずかしいけれど、ライバルがいると競争し合ってお互いに成長することができますよね。
<第三段落>
 進化と退化について考え、「毎日コツコツとやることが大事」という結論を導き出すことができました。確かに、現状に甘んじていては進歩はありませんね。毎日少しずつでも積み重ねていくことが長い目で見たときに進化と呼べるのでしょう。
<第四段落>
 「進化とは頑張りだ」とは力強い意見ですね。怠けているとどんどん退化していってしまうというのは真実だと思います。少しずつでも上を目指して努力を続けていくことが大切なのですね。
                      

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