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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   きれいな心がいい   まーたん

ヨーロッパつまり欧米は、大衆の中で育ち、生食用、加工用、料理用と多彩な用途に分かれ、小玉でも外観が悪くても、味がよければそれでよしとするポリシーだ。それに対し、日本の場合は、病気見舞いのぜいたく品として出発し、生食用一本で、ひたすらが外観重視の「高級化」の道を歩いてきた。日本では、りんごを育てる時に、袋かけよくする。この労力を要する技術は・多雨・多湿の風土の中で、病害虫の被害防止のために生み出された。しかし、科学農薬が発達し、別の防除技術が確立された現在でも、袋かけは根強く残っている。果実の葉緑素の形成を抑え、袋をはずした後の果実を鮮やかに着色させるためだ。その代わり、糖度は下がり、味は確実に落ちるのだ。中身が悪くても、外観が良ければいい。この奇妙な日本人の美意識には、いささかの軌道修正の必要がある。〈要約〉
 私も、確かに日本人は、外見を気にする習性があると思う。例えば、デパートなどで買い物をする時。定員さんが、
「ご自宅用ですか?プレゼント用ですか?」
などと聞く。
「プレゼント用です。」
と言うと、かなり可愛くきれいに包装してくれる。まるでお花のようにひらひらできれいなラッピングだな、と思った事さえある。また、たとえ
「自宅用です。」
と答えたとしても、剥き出しのままではわたさない。きちんと、きれいな袋に入れてくれる。私が良く行く文房具のお店でも、とてもかわいい袋に入れてくれる。季節ごとに模様がちがって、冬はサンタクロース。春はお花の、花畑の袋。夏は海の柄の袋。秋は、もみじ模様の袋。など、とにかくとっても可愛く、きれいだ。袋は、どうせ捨ててしまうのにこんなに工夫されていて、少しもったいないような気がする時もある。〈たとえ〉
 他にも、人間についての話もある。前、噂で聞いた話なのだが、整形をしてジャニーズに入る人もいるらしい。これは、噂で聞いた事だから本当かどうかは分からないが、もしもそのような人芸たら、セコイ!というよりも、かわいそうだと思う。仕事のために、整形をするなんて・・・やりすぎだ。度が過ぎている。ほかにも、似たような話がある。これは、私のクラスのことなのだが、見た目がとってもかわいい子がいる。だが、その子は心が可愛くないのだ。心が貧しいのだ。なぜかというと、いやな子や気にくわない子がいたら、その子をいじめてしまう。そのやり方も、最悪で、人の靴に画鋲を入れるのだ。しかも、自首をしない。この性格は、どうにかしてほしい。怖い。はっきり言うと、怖い。このような事をしていると、そのうち友達をなくすと思う。だから何とかして、あなたのやり方は間違っている!教えてあげたい。でも、それには勇気が必要だ。私も頑張ってみよう!と思った。
 人間にとって外見と心のやさしさ、つまり中身では、どちらが大切と言うのだろう。私は圧倒的に中身が大切だと思う。100%中100%とも言っても良いぐらいに、中身が大切だ。どんなに顔が可愛くなくても、どんなに太っていても、心が良ければ、それで良いと思う。「性格が顔に出る」というように、性格が良ければ、だんだん可愛く見えてくるのだ。だから、逆に見た目が良くても心が汚い人は、早くそんな自分に気がついて心をきれいにした方が良い。掃除をするのと同じように、心を入れ替えて純粋な、きれいな心にするのだ。「花より団子」ということわざがあるように、絶対に中身の方が大切なのだ。一番やってはいけない事は、いじめだ。いじめをされた人は、どう思うだろう?誰だって、いじめをされてうれしい!なんて思う人はいないだろう。普通なら、ショックを受けるだろう。私がもしもいじめをされたら、ショック死してしまうかもしてない。自分がそんな事をされたら、どう思うだろう。このような事をきちんと考えてから、行動に移した方が良いと思う。世界中のみんなの心が、美しく、輝いているような心になってほしい。〈ことわざの引用〉〈一般化の主題〉

   講評   kira

 まーたん、こんにちは。今回は「外見」と「中身」のお話でした。
●要約
 りんごの育て方の部分は、要約ではカットできそうだね。日本人の奇妙な美意識をうまく要約出来ました。
●前の話聞いた話
 デパートの店員さんは、本当に美しく包んでくれますね。先生は昔から、ちょっとあの手つきにあこがれてしました。最近はラッピングの教室もありますよね。買い物の際の過剰包装は、今や資源問題にも関連してやめようという動きにはなっています。でも、お中元やお歳暮などの習慣のある日本ではきれいな包装は続きそうですね。
 外見を飾る事が行き過ぎると、たしかに一つしかない自分の顔をかえてしまうことにもなるんだね。ジャニーズのだれかなあ。そのうわさ。かわいそうですね。クラスのキレイなお顔のいじめっこも、心がかわいそうですね。内面からにじみでる美しさを身に付けたいものです。
●ことわざの引用● たとえ
 「花より団子」が使えました。中身が肝心。
●一般化の主題
 中身の充実があってこその外見ですね。まず、自分の内側を磨くことから始めたいですね。内面からにじみだすような美しさをいちばん大事にできるような、そんな社会になったら、まーたんの言うように、いじめなんてなくなっていますね。社会をきれいにすることにも、つながるんだね。

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