国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   相手への   

笑顔。それは相手に『今私は楽しいのよ。』などいい感情を伝える一番手っ取り早い手段である。いつも笑顔を絶やさない人、そんな人はどんな人からも好印象を持たれる。私は、そんな笑顔を大切に生きていきたいと思う。
 そのためにはまず大事なのは、相手に対する思いやりの気持ちを持つことだ。猫をかぶったように無理に微笑みかけたって自分自身も相手もいい気持ちになる微笑みにはならない。全く無表情で接するよりかはましなことだがどうせ微笑みと一緒に相手に接しようと思うなら相手に対し思いやる気持ちをもって笑いかけるべきだ。学校のクラスでは笑顔の堪えないクラスでいたいと思う人が多い。私もそうだ。楽しいことがたくさんあるようなクラスでいたいと思う。そんなクラスを作ろうとするためにはまず日ごろから自分自身が笑顔をキープしておくといいと思う。そうしたら相手も自分にたくさん微笑んでくれるだろうしクラスがいいムードになる。そんなわけで、思いやりを持って微笑むという行為に悪影響はないのだ。
 次に、小さい頃からいろいろな人と接しコミュニケーションをとることが大切であろう。
小さいときから家に閉じこもりっぱなしの子供と外で元気にはしゃぐ子供の表情の豊かさを比べると明らかに違いがあるはずだ。楽しいコミュニケーションをとらないでいると笑顔の作り方だって忘れてしまうかもしれない。だから、できるだけ多くの人と接していたほうが心も晴れやかになって自然と笑顔をキープすることができるだろう。
 しかし、ずっと笑顔をキープしていようと決めつきすぎるのもよくない。確かに、相手への思いやりとして常に笑顔を心がけるのもいいことだが微笑んでいないつらいときには素直に涙を流す自分も必要である。涙を流ししっかり落ち込むことも笑顔の大切さに気づく道でもあるのだ。
 笑顔と思いやりは大切だが、時には涙を流すことも相手に思いやりのある行為なのだ。
 

   講評   mako

 いつも笑顔でいられたらいいね。心からの笑顔でなければいけないという意見もありますが、内心はつらくても笑って気持ちを奮い立たせようとすることもある。相手を油断させたり安心させようとして笑うこともありそう。生まれたての赤ちゃんが「ふにゃっ」とわけもなく笑うのは、まわりの人にかわいがってもらえるようにだとか。笑顔といってもなかなか奥が深い。
 わたしなんかは笑ってごまかすことがよくある。何となくあいまいに折り合いをつけるのに便利だったりする。これはやりすぎると信用をなくす。人のココロは見えませんが「目は口ほどにものを言い」ことばにならない何かを表してしまうようです。
 ことばも笑顔も巧みなテクニックでコントロールできるかもしれない。でも、はしばしに見え隠れする本音をどこまでも閉じ込めておくのは神わざだね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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