低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ランニングをしたこと コスモス
ランニングをしたこと
コスモス
「これから体育の授業を始めます。体育係さん、体操をやって下さい。」
私の担任の先生が授業の始めに言う。私たちは体育係のやっている体操を見てその通りに体操する。
「一、二、三、四、五、六、七、八。」
体操が終わると、皆は先生の周りに集まって先生の話を聞く。
「これから学校の周りを走ります。マラソン大会の時までにしっかりと走るルートを覚えましょう。」
私たちは二月二十四日にマラソン大会がある。そのために今、体育の授業でたくさん練習している。走る時は一人一人タイムを計る。そのため二人ペアを作り、一人が走っている時にもう一人がタイムを計る。
「用意、スタート。」
私は、後でつかれないように、最初はひかえめに走る。中には最初から最後までとばしている人もいれば、ずっとゆっくりの人もいる。私は、走っている途中に苦しくなったりするけれど、がまんして走り続けると苦しいのを忘れる。だから「がまんするのはいいことなのだな。」と思った。
「これで体育の授業を終わります。」先生が言うと皆はいっせいに教室に帰る。
去年もマラソン大会があった。私は、マラソン大会の日、風邪をひいてしまって出られなかった。練習はがんばったけれど大会に出られなくて残念だった。私は練習で走っている時、途中でお腹がいたくなった。それにだんだん足が重くなってきて走るのがつらくなってきた。でも走り続けたら、お腹はいたくなくなって来た。私は、「苦しくても走り続けることが大切なのだな。」と思った。
私は去年と今年、マラソンの練習をして苦しくてもがまんして走り続ければだんだん苦しくなくなってくるということを経験した。このことなどから「石の上にも三年」ということわざがあるように、あきらめずにがんばることが大切だということが分かった。これからも体育の授業でマラソンをやるので、その時に苦しくなってもがまんして走り続けたいと思っている。
講評 wao
上手に清書できました。今学期もあと少しで終わりですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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