創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   着物と洋服   えほる

一.現代社会は、日本古来の文化が薄れ、西欧文化が主流になっている。服装にもそれが反映している。日本の伝統衣装の着物と、西欧文化の洋服を比較して、両者をどう取り入れるべきか考えてみる。
二.着物を着ることはすばらしいし、着ている人を美しいと思う。流行に左右されず、古さを感じさせない。昔、母の着物が陰干しされているのをよく目にした。数十年たった今でも、色あせりも古くささも感じられない。それらの着物は私が生まれるずっと前に買った物だと知って、なお驚いた。また、着物は、正装の印象を与えるし、清楚な美しさが漂う。
三.一方、洋服は気楽に着ることができる。価格も安く、組み合わせが自由である。「不思議の国のアリス」で、例えばアリスが着物を着ていたらどうであろうか。彼女の涙が溜まって、大きな池になったとき、重くて動けないであろう。また、トランプの女王に逆らったため兵隊に追いかけられるとき、早く走れないであろう。
四.確かに着物も洋服も、どちらもすばらしい。しかし一番大切なのは、それぞれの良いところを知り、うまく生活に取り入れていくことである。「人はその制服通りの人間になる」という名言があるように、服装はその人の性格を変える。TPOに応じて、着物と洋服をうまく取り入れたいものだ。日本の伝統行事には、着物を着る人がもっと増えると良いと思う。

   講評   siori

短く要点をまとめることに初挑戦ですね。感想はいかがだったでしょうか。「帯に短し、襷に長し」ということわざにもあるように、何事もいい加減(いい加減?)というのは絶妙なバランスのようです。ぜひ、真美さんの力作を投稿して発表の場をもうけてくださいね!

しおり学級は卒業!来月はさっそくの進級試験です。いつもの実力で頑張ってください。これまで本当にありがとうございました。真美さんのご活躍を陰ながら応援しています。また、お話しできる日まで…

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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