低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2426 今日2421 合計54757
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   「なあんだ。びっくり花びん大事けん」   臣シルバニア作文

「なあんだ。びっくり花びん大事けん」
                     シルバニア作文
「大へんです。きん急なことがありました。」
「えっ。それはなんですか?」
この時どきどきしました。どうしてかというと、二月八日遠藤先生が、
「二月七日に、三Bの花びんがわれたみたいで、用む員さんが、ゴミ箱に手をつっこんだら、ガラスのはへんが指に入って大けがをしました。せおさんという用む員さんです。」
と(どうしよう)という顔で言いました。三Bのそうじの人に、
「水かえはだれだったかしら・・?あっ、さい藤さんでしたね。でもその時、花びんはなかったから〜。」
と、本当のミステリーみたいに言いました。私とアーちゃんは、登下校の時、
「でも、花びんははへんがすごいとぶのに、水道の所はなんでこんなきれいなんだろう。一人ではできないし、三年生でできないよね。どうやってやったのだろう?」
と、不思ぎに思いました。
十日の日、そうじに行くと中、せおさんという用む員さんを見たら、指三本ぐらいまとめて、ほうたいを何じゅうもしていました。そうじが終って、
「すいません。花びんは、みなさんの理科の工作で見えなくなっていただけで、われてはいませんでした。」
と、少し笑いそうな声で言いました。すると私たちは、
「なあんだ。ちょうど見えなくなっていた時に、われたんだぁ。」
「あって良かった。三Bじゃなかったんだ。」
などなど、安心した顔で言いました。でも、失ぱいしてしまったら、ちゃんと先生に言わないといけないですね。その人のように悪い人間にならないで正直にいえる人間にりたいですね。

   講評   huzi

 正直って、勇気がいることなんだなあ。二回目に読んでも、しみじみと思いました。花びんのこと、みんな、ずっと忘れずに覚えているでしょうね。用務員さんの手は、もう治ったかな。

 次回は、進級テストです。考えをねっておいてね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)