創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   料理をつくったこと   コスモス

   料理をつくったこと
   コスモス
 「キンコンカンコン、キンコンカンコン。」
家庭科の授業が始まった。
「ガラガラガラ。これから家庭科の授業を始めます。火を使うので、気を付けましょう。」
と話しながら家庭科教室に先生が入って来た。
私たちの班は、肉じゃがとチャーハンを作った。肉じゃがを作る時私は、じゃがいもの皮をピーラーでむいた。最初は、手を切りそうでこわかったので、おっかなびっくりやっていたけれど、何個もむいているうちに慣れてふつうにむけるようになった。それからしばらくして、じゃがいも、にんじん、肉、白たきなどの準備ができたので全部なべに入れてにた。に始めてからしばらくは何も音がしなくて静かだったけれど、時間がたってくるとだんだんなべのふたが「ぐつぐつぐつ」と動いて来た。ふたをそっと取って見たら、ぷうんと肉じゃがのにおいがしてきておいしそうだった。私はその時「おいしそうだから、早く食べたいな。」と思った。チャーハンを作る時は、ごはんが必要なので一人一人自分の好きな量だけ持って来た。私たちの班はチャーハンにベーコンを入れるので、ベーコンを切った。ベーコンを切るのは、じゃがいもの皮をむくよりずっと簡単だった。しばらくして、ベーコン、たまご、ねぎ、全員分のごはんなどの準備ができたので、全部いためた。
ごはんを入れるとその重さでかきまぜるのが、とても大変だった。白いごはんだけでは、味がしないので、しょうゆで味つけをした。そのと中で、きちんとできているか味見をしてみたら少し味はうすかったけれど温かく、おいしくできていた。私たちの班は調理実習をやる前に、「この班の人は、全員肉じゃがと、チャーハンが入れられるぐらいの大きさのお弁当箱を持って来よう。」と決めていた。だから、できあがった肉じゃがとチャーハンをその場で食べず、家から持って来ると決めていたお弁当箱に入れて持って帰った。
「キンコンカンコン、キンコンカンコン。」家庭科の授業が終わった。
 私は前にも学校の家庭科授業で料理をしたことがある。作った料理はゆでたまごだった。
その時は今回より難しくはなかった。私たちの班は「半熟を作ろうね。」と言って決めていた。だが、火が強すぎて、完熟になってしまったけれど、味に変わりがないのでおいしかった。でも今度ゆでたまごを作る時は火が強すぎないように気を付けようと思う。
 私は、前の調理実習では失敗もしたけれどたくさん練習して上手になったということから「習うより慣れろ」ということわざがあるように最初は下手でも練習をたくさんすれば上手になるということが分かった。家庭科の授業で調理実習のある時には、もっと上手になれるように練習していきたいと思っている。

   講評   wao


 コスモスさん、こんにちは。今回の作文は、「料理を作ったこと」でした。
 調理実習で、肉じゃがとチャーハンを作ったのですね。チャーハンは、炒めたり、味付けをしたり、中心になって調理したようですね。おいしくできてよかったですね。
 なべのふたが動く様子や肉じゃがのにおいなど「五感を使った表現」ができているので、作文がとてもイキイキしています。このような表現がじょうずにできるようになりました。料理の手順もわかりやすく書けています。

 「書き出しの結び」「前の話」「わかったこと」どれもきちんと入っています。「ことわざの引用」も、この作文にピッタリのものを選ぶことができました。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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