国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ドキドキで、たのしみなピアノの発表会 まりりん
「そこ!音がちがう!」
「えー!もうまちがえてばっかりー。やだー。」
「しかたないでしょ。」
私は、四月二十三日にピアノの発表会があります。そのために練習をがんばっていますがなかなかうまくひけません。音がちがったり、指使いがまちがうと、なかなか上手くひけません。雨の日のふんすいなのに、お母さんに、
「まるで、ボロ家の雨もりみたい」
といわれてしまいました。こんなの発表会できかせられないので、どうにかしようとおもいますが、なかなか上手にひけません。もう一つの雪の日のそりのベルは、左指がころんでしまうので、お母さんに
「下手すぎ。もうちょっとよくなんないの。」
と言われました。練習をしながら、私はときどきおもいます。ほんとにだいじょうぶかなー。と。ほんとに上手になるかなー。ともおもいます。でも、みんなにステージのうえできれいな雨の日のふんすいと雪の日のそりのベルをみんなに聞かせたいです。いまは、まだまだだけど、発表会までにきれいにひけるようになるといいなと思います。
講評 kira
まりりんちゃん、こんにちは。パソコンが直ったのね。じょうずに打ち込みができていますね。
<<こうせい>>● はじめに絵をかく
パソコンの時はかけないよね。課題が進級したら、この項目はかわるので、だいじょうぶです。ホームページの絵の実からイラストをさがして入れることもできますよ。
<<だいざい>>● 長い会話
会話をかさねて書き出したところは、練習に熱が入ったようすがとてもよく伝わってきますね。おなじところで、うまく行かなかったりすると、自分でもいやになりますね。
お母さんは、きびしい言葉をつかって、まりりんちゃんをはげましてくれているのね。いっしょに、がんばってくれると、勇気がでますね。
<<ひょうげん>>● 声顔動作のようす
みんなにひろうする曲は「雨の日のふんすい」と「雪の日のそりのベル」なのね。音やようすをピアノで表現するのね。まりりんちゃんのえんそうを、お母さんがたとえの表現でおしえてくれました。
<<しゅだい>>● とちゅうの思ったこと
練習しながら「ほんとにだいじょうぶかなー。と。ほんとに上手になるかなー。」と不安になってくるのね。でも、それ以上に、みんなに聞いてもらいたい気持ちがあるのね。
もっとじょうずになりたいという熱い気持があれば、きっときれいなふんすいがふきあがり、かろやかなベルがきこえてくるよ。あと一ヶ月、がんばろうね。
進級テストは、ばっちり合格です。
「ほんとにだいじょうぶかなー。」「ほんとに上手になるかなー。」→「・・・かなあ。」「・・・なるかなあ。」と、書くといいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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