創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ドキドキギクギクゴックン スーランスラケイ
ドキドキギクギクゴックン
この音です。ぼくが緊張した時の音は、ドキドキは心臓の音で、ギクギクは身体がなっている音で、ゴックンはつばを飲む時ののどの音。ぼくはものすごく緊張した時の体験を苦しく話そう。
「後一時間で はば夢後半が始まります」と放送が流れた。はば夢とはぼくの小学校での一年間の発表の成果を皆に伝える日だ。ぼくははっとした。ぼくの発表は原子と分子の種類なのだ。
「後一時間でぼくの発表か!」ぼくは分子や原子の種類を皆に説明できるかな?」と心の中で思った。それかぼくは分子もけいのじゅんびや原子辞典を準備した。一時間は早く終わり、あっという間にぼくの時間が来た。一番最初に発表した時は人数が少なく、発表がしやすかったけれど、二度目に発表した時は人数が四倍、五倍になったからぼくはあせった。母に教えてもらった通りに「人」を自分の手に書いて飲み込んだが、 効果はなかった。そしてぼくはクラスの前に立ちしゃべり始めた。
「これからぼくの発表を始めます。ぼくは分子や原子の種類について調べました。」と言ったとたんクラスがしずまり、まるでトラがえものを見つめる時のように皆が見た。空想でかぼちゃにしてみたけど、どうしてもかぼちゃにギョロッとした目がついてしまう。そして勇気をふりしぼって発表したが、ドキドキギクギクゴックンというパターンで発表してしまうのだ。そしてゴックンの時は絶対一時止まるのでスムーズにできなかった。ぼくはこういう緊張体験をしたのだ。
ぼくが、昔おぼえている緊張話は、一年生の頃だ。その理由は学校に初めて行くからである。その時の事を詳しく書いて話そう。
(とうとうこの日が来たのだ)ぼくは思った。
(とうとうあの美しい打瀬小学校に行くんだ、待てないなー。きんちょうするなー。)しか頭にはなかった。そして朝ごはんを食べ、ぼくは母と小学校に行ったのだ。ついた時、母が
「いっぱいお友だちを作って来なさい。」とぼくに行ったので、今この時間に友だちをみつける事にしたのだ。
「友だちを作るんだよ、ゆうき。」とぼくは後ろから同じようなセリフが聞こえた。ふりかえったら男の子がいた。見た目、ものすごく緊張している様に見えた。そしてその子もぼくを見た。一分間ぐらい見つめあった、そのころ
(どうしようかなー友だちなってみようかなーきんちょうするなー)とぼくは思ったけど、ぼくは声をかけた。その子の名は馬場ゆうき。それからぼくとゆうき君は永遠の親友だった。これは全部緊張しないで勇気を出したからなのだ。
緊張は人間にとってじゃまな物だと思う。緊張はしない人はいないのだから皆は心から話さない人が多いのだと思う。ぼくは時々緊張するがなるべく、勇気を出して緊張という名の空気のかべをのりこさないといけない。だって友だちを作ったり新しい事をするのが一番すきだからこそ。
ドキドキギクギクゴックン、というふうにならないために体と心を訓練しておきたいのだ。
講評 isimi
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