国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ドキドキプール、ワクワクプール   さやちゃん

《構成》「だいじょうぶかな?ドキドキするな。早く受かりたいな。」
と、私は思っていました。なぜかと言うと、今日はプールのテストだったからです。《表現》
 私は今6級です。そして私はこの前のテストの時、お休みをして、その間にお友だちが5級に受かってしまったからです。新しい友だちはできたけれど、やっぱりみんな受かったのだから私も受かりたいです。《題材》
だから今日はいつものテストよりドキドキそしてワクワクしています。そしてもう一つ、私がドキドキしている理由があります。それは私が6級の中で一番古いので、一番にテストを受けることです。だからみんなにもう「古い」と言われたくないのです。《主題》
 私は練習をしているときいつも先生に、
「クロールの息をする時に手をさげないこと。うでをのばすこと。ざつにおよがない。
 せおよぎは手をしっかりやると足がうごかないで足に一生けん命になると手がうごかないよ。」
と先生に注意されます。《表現》
「そこを気をつけよう。」
と思いました。
 いつもテストの時は、先生に注意されたことを考えながらおよぎます。テスト本番は先生に手つだってもらえないのでしっぱいしたかしてないかがよくわからないことがあります。
 そしてけっかが出た時は、先生は、
「合格者は二人。」
と言っていました。私は合格の「ご」と聞こえた時からドキドキしていました。そして一番さいしょに、
「サヤ」
とよばれたのでビックリしました。今まで受かれなかったのが受かれたからです。
 私は次は5級をがんばろうと思います。《主題》
なぜかと言うと、4年生の友達は3級、同じクラスの友達は、4級に受かってしまったからです。私は、6級も5級も色々なことをやったりおよいだりするのでまるで一日の一時間で一週間分およいだ感じがします。《表現》


   講評   huzi

 子どものころにおぼえた泳ぎは、一生わすれないそうです。沙耶ちゃんは、今、水泳をならっていて、ひとつずつ級をあげるのに、がんばっているのね。なかなか上がれないときもあるみたいですが、急いであがらずに、きれいなフォームで泳げるように、ゆっくりすすめていったほうが、あとあと、いいですよ。先生も子どものころ水泳を習っていましたが、沙耶ちゃんほどていねいに教えてもらえなかったので、あまりきれいな泳ぎかたではありません。
  書き出しをくふうする書きかたに、チャレンジ! うまくできたね。場面がパッと立ちあがってくるようです。
 また、今回は、【自分だけが思ったこと】を、豊かなひょうげんでたくさん書けましたね。【題名】の、「ドキドキ」と「ワクワク」が、よくわかります。
 今回のテストでなぜ、5級に合格したかったか。それには、二つの理由があったのですね。友達においつきたい、今のクラスでは一番古くなってしまった。沙耶ちゃんの気持ちはよくわかりますよ。
 でも気持ちだけではなく、泳ぐ技術も大切ですね。合格するためには、今まで注意されたことをよく思い出して、守らなければなりませんね。先生から注意されたことを、「そこを気をつけよう」と、心の中で思いながら、ていねいに泳ぐことができたのは、えらいなあ。
  結果発表は、ドキドキですね! 「ご」が聞えただけで、ドキドキにスイッチが入ったところは、読みながらドキドキしました。最初に呼ばれたときは、ビックリしたのですね。急に光がさしたような気がしたでしょう。
  これからも、まだまだがんばろうという気持ちでいるのですね。すごいなあ。本当に、【まるで、1日の1時間で一週間分泳いだような】、そんな気持ちで、プールをあとにした沙耶ちゃん。お疲れさまでした。よいけいけんだったね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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