国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本とアメリカの文化   あにせ

 日米相互理解の邪魔をしているのではないかと思う迷信がいくつも日本に残っている。アメリカ人も迷信を持っているが、アメリカ人の迷信は日本人の迷信と逆である。日本人は、外国人はどうしても日本のことを理解できないと思い込んでいて、優越感を覚える。しかしアメリカ人は日本人はみんなあめりかのことを知っているはずだというふうに思っている。お互い悪意があるわけではないが、相互理解のためにはよくない。しかし、相互理解が年ごとに深まっているに違いない。(要約)
 確かに、排他的な考えになることはよくない。日本人はどうしても排他的な考えになることが多い。それは、江戸時代の鎖国も原因の一つだと考える。その時代、日本はスペインやオランダとしか貿易をせず、他の国とは関わりを持たなかった。そのため、日本独自の文化を守っていたのだ。このように、日本の鎖国時代が現代の日本人の排他的な考えに繋がっていると思う。私は自分の殻に閉じこもってしまう、ということはあまりない。自ら周りの人達と接していると思う。自分だけの世界を持つことも個性としていいと思うが、それが行きすぎると周りのことが見えなくなって外交的でなくなってしまうと考える。そうなると周りとの関係が持てなくなって孤独になってしまう。『ひきこもり』と言われる人達がいるのも、日本の鎖国時代の影響で日本人が排他的な考えになってしまったからであると思う。(複数の意見①)
 しかし、積極的でも余計なお世話と思われることがある。アメリカは世界中の国々と積極的に付き合って来た。そのような積極的な部分があるからこそ『英語を世界共通語にしよう』と言うのだ。しかし、積極的になりすぎて他の国が迷惑することもある。アメリカとイラクは戦争をしていた。その原因は民主主義でないイラクを自分達のように民主主義の国にしようというアメリカの考えによるものだと言う。そのせいでイラクでは毎日のように人が殺されたり、暴動が起こったりしているのだろう。アメリカの余計な考えが、他人の国までをも巻き込み迷惑させているのだ。アメリカの、自分達が主役だと思ってやっていることを、他の国は余計なお世話としか思っていないと思う。『桃太郎』という昔話があるが、桃太郎の『鬼をやっつけてしまえ』という思いのせいで鬼は退治されてしまった。自分達にとって敵と思われる相手をなくそうとする考えは、鬼にとっては迷惑な話だと思っていたのかもしれない。(複数の意見②)
 確かに、排他的な考えも積極的な考えも、どちらもマイナスの部分がある。しかし、だからといってどちらかを排除する必要はない。よりよい地球の文化を作っていくという目的があれば、どちらもプラスの考えにすることもできるのだ。日本とアメリカは正反対の考え方を持っているが、どちらの考えもお互いに理解し合うことができれば地球のいい文化を作っていくことができると思う。『哲学者たちは、世界をさまざまに解釈してきた。しかし、大切なのは、解釈することではなく、変革することである。』という名言があるように、それぞれがどのような考えを持っていることがわかっているのなら、それを理解しようとする努力をするべきだと思う。全ての国が理解し合うことができた時に、この世から戦争がなくなるはずだ。(総合化の主題)

   講評   miri


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