国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   経験は、最良の教師である   ピエッパ

 子供時代、私たちは様々な「ごっこあそび」を発明した。「お姫さまごっこ」「八百屋さんごっこ」「ウルトラマンごっこ」・・・。これらの「ごっこあそび」は、まさに子供時代の豊かな想像力の賜物といえるだろう。そして、友達と一緒に同じ空想の世界で遊ぶことは、後の交友・恋愛・結婚などという対人関係の基盤をつくることにつながっていく。
 次に、もう少し大きくなると、ドッヂボールやポートボールなどの「ボールあそび」も行われるようになる。幼いときからの「ボールあそび」は、心身の機能をはたらかせるものとして行われていたが、それに加えて少し大きくなると、ルールを守る良い機会にもなってくる。こうして、これらの「ごっこあそび」や
「ボールあそび」を通して社会的ルールを守ること、そのために他人と協力すること、つまり論理の基本的訓練がなされているのである。
 このように、確かに子供時代のあそびは、大人になっても生かされていく。(複数の意見一)ぼくも幼稚園の時に「お店屋さんごっこ」をよくしていたのだが、子供なりにきちんと考えていた。例えば「お花屋さん」は、裏庭に生えているシロツメグサやタンポポなどのいろんな草花を摘んで売る。また「お団子屋さん」は砂と水でお団子を作り、大きさによって値段も変えるのだ。もちろん折り紙を切って作ったお金もあり、それはお客さん役の子が作る。そして準備が終わったら、店を並べて
「うちの方が安いよー」
「こっちのお団子きれいやでー」
などと客引きまでするのだ。これらはすべてお母さんと一緒に行く買い物の時の真似をしているのだが、今思うと、この「お店屋さん」ごっこはものすごく観察力が養われている。この観察力は、大人になっても絶対に必要なものであるといえるだろう。
 しかし、それに対して大人になってから学ぶことも大切である。(複数の意見二)人は年を重ねるにつれて、常識や礼儀も必要になってくる。ぼくも大学生になってから、初めてアルバイトをしたのだが、そこで様々なことを学んだ。例えば接客にしても、基本的な言葉使いから教わり、今まで間違った日本語を使っていたことに気付かされた。さらに、お客様の質問がマニュアルになくても素早く対応しなければならなかったっり、クレームにも誠意を持って受け答えする必要があったりと、常識や判断力がとても養われた。また2.2週の長文にもあるように、大人の価値観を取り込むことは、社会で生きる上で大切なことである。(長文実例)このように大人になってからより生きた経験をすることで、得られることもたくさんあるのだ。
 確かに、子供時代の遊びも大人になってから学ぶことも、どちらも大切である。しかし、
「経験は最良の教師である」(名言)
というように、今まで経験したことはいつか必ず役に立つ。だから、子供時代の経験・学生時代の経験・社会に出てからの経験など、その時その時の経験をいつまでも大切にしていくべきなのだ。(総合化)

   講評   huzi


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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