創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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恐いけどちょっとやさしい先生 まりりん
私には、恐いたんにんの先生が、います。その先生は、たまにちょっとだけ優しい時があります。たとえば、私がぜんそくで苦しい時や、ぐあいが悪い時などです。
「だいじょうぶ?」
などといってくれます。でも恐いときは本当に恐いです。わたしはおこられたことがないけど、他の子など、みんなの前でおこるから、みんな先生の恐さをしっています。でも、私は先生の恐さのおかげでいいこともあったんです。それは、きゅうしょくのときのことです。私は、きゅうしょくが全部食べられなかったけど、最後まで残ってたべさせられたので、全部食べられるようになりました。いまではおかわりもしています。となりのクラスの子たちから、
「えー!まりちゃんたべれるようになったの!!」
といわれました。そういわれたら私は、
「うん!食べれる様になったもんねー!!」
と、いいます。こういえるのもY先生のおかげです。きびしくいってくれたから食べれた、出来たそうゆうことが私も、みんなも、いっぱいです。私のまわりで男の子が計算だけとくいで国語の漢字や、音読が全然できないこがいました。でもそのこはいま、とくいほどではありませんが計算いがいも、投げ出さないでがんばってやっています。それどころか、漢字のテストで、出来るほうの私に勝とうとしています。その子は勉強がきらいだったけど、Y先生が
「がんばってごらん。がんばりな。」
というとみんなも
「そうだよ!がんばってごらんよ!」
とみんなもいってはげましてあげてたら、そのこは勉強が好きになっていて、テストも楽しみにしているのです。75点などでもがんばって次は100点とる!とがんばっています。みんな何かしら先生のおかげでいいことがあってよかったなあとおもいます。四年生になったら先生はかわってしまってさみしいです。でも三年生で担任の先生が、Y先生でよかったなあと思いました。
講評 kira
まりりんちゃん、こんにちは。春は新しいスタートの季節ですが、ちょっぴりさびしいお別れもありますね。
<<だいざい>>● 長い会話
こわい先生も、いつもこわいのではないんだね。やさしかったり、はげましてくれたりします。
苦手な事に、ちょうせんできるようにしてくれる先生なんだね。そして、おうえんがじょうずな先生です。先生の「がんばれ。」が自然にお友だちにもひろがっていくんだね。
<<ひょうげん>>● 声顔動作のようす ●たとえ
先生のこわいようすや、やさしいときを「まるで」でたとえるとどうかなあ。やっぱり、かいじゅうみたいにこわいのかなあ。
<<しゅだい>>● とちゅうの思ったこと
「先生の恐さのおかげでいいこともあったんです」「こういえるのも山本先生のおかげ」というふうに、先生へのかんしゃの気持ちがいっぱい出てきましたね。
こわいけれど、やさしい、たよりになる先生なんだね。もうじきお別れですが、いつまでもみんなのことを見守ってくれますね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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