創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私が市場へ行く道は(感)   ぐみ

   私が市場へ行く道は(感)
           グミ
 私が市場へ行く道は、いかにも自然発生的な細 母い優しい道だ。家と家との間に何となく作られた人間の踏みならした道だ。ところがその道は最近アスファルトが敷かれてしまった。夏の日など、籠を提げて歩いていると、いかにもむんむんして照り返しがきつい。それになんとも風情が無くなった。道が一番道らしいのは、人間の暮らしをあたたかに支え、いろいろな物を発見する事の出来る踏みしめられた道である。《構成》
 「今日は暑いねぇ。」
 夏真っ盛りの7月、夏といえば夏休み。っと答える人は少なくは無いだろう。そんな人達の中に私もいる。その夏休み中、友達とジャンボ滑り台公園という公園にいった。ジャンボ滑り台公園とはその名の通り、大きい滑り台がある公園だ。大きい滑り台があるだけの場所だ。そこへいってベンチに座ってゲームをしていた。そこは比較的木々が多く、マンションとマンションの間にあるから、とても涼しかった。この公園は公園というよりも林って感じだ。秋は落ち葉がサクサクといって楽しい。春は緑が茂っている。冬は木が風を防いでくれて、ここに家を作ったらいいなぁ・・・ここに花壇をつくってねぇ・・・などなど世間話やタメ口を話していた。今、自然環境が問題になっているが、土の道が、アスファルトの道によって無くなってきているからではないだろうか。木はアスファルトじゃ生まれない、ど根性野菜とかなんとかがあるが、あれはアスファルトの隙間にある部分から出ている。木は無味乾燥なアスファルト道路には生えてこない、と思うのだ。《題材》
 母の家の前に大きい木がありました。夏はよく木陰で涼んでいた。夏が終ると、その木の枝を切るのが恒例でした。土の匂いがしていい匂いでした。まるで日向のようなお日様のような匂いだった。《表現》悲しい事だけどペットが死んだときその木の根っこ辺りに埋めた。《題材》
 人間にとって快適な環境とは、アスファルトもあり、土の道もあるそんな環境が快適だと思う。アスファルトがなかったら、石で、でこぼこするし、土の道が無かったら木が生えなくって、自然がどんどん無くなってしまう。五分五分がいいのだ五分五分が。《主題》

   講評   isimi

 グミちゃんの住んでいる所には自然がまだ少しは残っているようですが、アスファルトの道路が主流の昨今では似た例を探すのに苦労してしまったのではないでしょうか。でも、内容も項目もきちんとできていました。字数は若干短かったけれど、似た例の内容がしっかり書けているので大丈夫ですよ。そこにも書いてありましたが、公園というのは自然に親しむ絶好の場所ですよね。都会に住んでいると日本特有の四季の移り変わりがなかなか感じられません。その中で、公園は緑あり、土あり、動物あり、唯一の憩いの場所といえそうです。これからぽかぽか陽気になると、公園でウトウトなんていうこともしてみたくなりますよね。だけど、舗装された道路の方が車も人も楽だし、この気持ちはまさにグミチャンの主題にある通り、人間が整えた環境と自然の割合が半分半分だと快適だということになるのでしょう。とてもよく書けました。
☆途中でうっかり敬体を使ってしまったようです。最後にさらっと確認してみましょう。


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