国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   謙虚   えてよ

私は「香港の人はすごい」と感心したものだ。何より語学ができるという認識が、日本人とずいぶんかけ離れているではないか。もし日本人が、「あなたは英語が話せますか」と問われたら、たいがいの人は、「少しだけ」と答えるであろう。そのほうが無難である。これが日本流「謙譲の美徳」 なのである。ところが香港のような国際貿易都市で生きていくためには、そんなのんきなことは言っていられない。語学が堪能でなければ給料のいい仕事にはありつけないし、語学のみならず、自己PRの上手にできない人間は、出世も望めないという社会の仕組みが出来上がっているのだろう。つまり、少々はったりをきかせても、「できる」と先に手を挙げたほうが勝ちなのである。日本人はもっと自己PRをするべきだ。
理由第一に、自己PRをしないとみんなに自分のことをわかってくれないからだ。かなり前だが、国語の時間にブックトークと言う時間があった。ブックトークというのは、自分が読んだ本紹介して他の人にも知ってもらために行ったらしい。それも他の人の発表をノートに取らなくてはいけなっかた。発表は一人2〜3分で終わった。あまり前に立ちたくないからだ。これも日本人特有の少し謙虚になるのだ。それでも少し遠慮した方が社会の摩擦が少なく暮らしらすいのだ。
理由第二に、自分自身もくなってしまうからだ。自分勝手や自己中心も日本では評価が低いがその他のの国では、謙虚していたりしている方が評価が低く「とろい」と思われるらしい。データによると、30代では、仕事の目的を収入と答えた人の割合がが75%となっている。もっと自分をアピールし、能力をを生かし社会も成長しないからだ。いつも遠慮していると自分の最高を発揮できないし発揮する機会を逃してしまうため自分の実力を伸ばせなて仕事をすれば生きがいになるかも知れない。だがこれは欠点もある。その欠点生活に摩擦が生まれることだ。摩擦が生まれるととても暮らしやすくないのが現状だ。
確かに時としては、謙虚さも必要だ。しかし「短所をなくすいちばん良い方法は、今ある長所を伸ばすことである」という名言もあるように、自分自身のよい所をアピールすることが大切だと思う。

   講評   jun

 作文テストでがんばってから、字数がぐーんと増えたね。今回も1000字近くまでよくがんばりました。

<第一段落>
 いつも長文を繰り返し読んでいてえらいね。今回も、長文の内容をしっかりまとめることができました。とてもわかりやすい要約です。最後の一文は、自分の意見であることがはっきりわかるようにしましょう。
<第二段落>
 学校の国語の時間での発表を例に挙げたところはとてもいいです。身近な体験からよく実例をさがしましたね。ただ、「PRしないと自分のことをわかってもらえないから」という理由を裏付ける実例なので、「少し遠慮した方が社会の摩擦が少なく暮らしやすい」とまとめてしまうと逆の立場になってしまいます。まとめ方を工夫しましょう。
<第三段落>
 データ実例はばっちり入りましたね。この段落も、途中まではよいのですが、途中から反対の立場になってしまっています。第二の理由にうまくつながるようにまとめてください。
<第四段落>
 欲を言えば、他の段落と同じくらいのボリュームにしてほしかったですが、形としてはこれでOKです。
                                           

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