国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   『ふと気がついたとき』を読んで   バービー

わたしは、この話を読んで、一番かわいそうだなーと思ったところは、『くすりを買うのに、わがやのくらし中で、それはたいへんなお金だった。』と書いてあるところです。どうしてかというと、びょうきなのにおくすりも買えなくて、とても、たいへんだとかんじました。まるで、食べものもようふくも買えない人たちのようです。わたしは、びんぼうな人に食べものをすこしわけたいなーと思いました。わたしの本にもにた話があります。それは、『小公女』という題名です。冬のさむい日、セーラと言うびんぼうな女の子が、パンの下にイギリスのコインを見つけました。セーラは、
「パンやさん、これおちてたの。」
「きっと、かみさまがあなたに下さったのよ。」
とパンやは、そういってセーラは、六つパンを買いました。パンやののき下で、女の子がさむそうな顔をしてふるえています。セーラは、六つ買ったぱんを女の子に五つあげました。
「あと一つは、ベッキーと言う女の子と半分ずつにして食べよう。」
とセーラは、言って帰って行きました。わたしは、そこをまねしてみたいのです。びんぼうな人に、パンをわけてあげたり、すこしでもいいから、お金を分けたりしたいなーと思います。でも、ベトナムでは、あげようとしても、無理です。どうしてかというと、一人にお金をあげている時に、ほかのびんぼうな人たちが見てたら、みんなにお金をあげなくちゃいけません。わたしは、たくさんお金を持ってないので、ベトナムではあげられません。ざんねんだなーと思いました。

   講評   takeko

むかしは日本でも、まずしいひとがたくさんいたということがわかるおはなしですね。たくさんどころか、まずしいひとのほうが多かったとおもいます。それだけに、まずしくてもしあわせにくらすにはどうしたらいいか、みんながかんがえていたと思います。今は日本はむかしからは考えられないくらいゆたかになりました。だから、バービーさんのように、まずしいひとをたすけてあげたい、と思うきもちはとてもいいですね。それに、これからはちきゅうぜんたいが一つのかぞくとして、平和でなかよくならなければいけません。お金をあげなくても、みじかな人たちやみじかな国の人たちが、平和でなかよく、しあわせにくらすにはどうしたらいいのか、日本人はゆたかになったおかげで、しっかり勉強ができるようになりましたから、考えていくことができますね。『小公女』のおはなしはとてもおもしろいですね。セーラはどんなにまずしく、つらいめにあっても、王女さまのような心をわすれなかったのですよね。セーラもイギリス人だけれど、小さいころはインドというイギリスでない、外国に住んでいたのですよ。バービーさんといっしょみたいですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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