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　　　「ヒトとイエバエの対比」を読んで　　　オカピー

私はこの「ヒトとイエバエの対比」を読んで、一番納得したのは「ハエのすばらしさはスピード調節のみごとさです。」と、書かれているところです。なぜなら、ハエはえさを見つけるとふわりとその上に舞い降り、少しでもヒトの気配を感じるとあっという間に飛び去ることができるからです。
イエバエの寿命は約２週間です。その間２００〜３００個の卵を産みます。これが全部生き残ると半年で約１００億匹になります。人間の飛行機は長い滑走路で飛び立ち、長い滑走路で着陸します。でも、イエバエな飛行機は突然飛び立ちクルリと回転しぴたっと着陸します。《三文抜き書き》
　私はイエバエのことについて少し調べてみました。イエバエの種類にオオイエバエ、普通のイエバエそしてサシバエがあります。双翅目です。そしてこの３匹はクロバエ科、ニコバエ科に続いて、衛生上有害です。ヒトの生活環境で発生します。《聞いた話》
　もっと詳しくイエバエのことを調べてみました。イエバエの成虫の体長は５〜８mmです。胸部背面に4本に黒色条があります。幼虫は成熟すると１０mm程度あります。１９７０年代から各地のゴミの埋立地での大発生や殺虫剤に対する抵抗性の出現問題がありました。《聞いた話》まるで、今街角のゴミをあらすことで問題になっているカラスのようです。《たとえ》
　この話の中の「ヒトは、ほかの生き物にとって何の役にもたっていない」と、いうところで（何でそんな嫌なことを言うのかな。私だって他の人間を喜ばしたり、なぐさめたりできるのに。）と、思いました。《心の中で思ったこと》確かにヒトは他の生物のえさになることはありませんが、いろいろな生き物に優しくしてもヒトの存在はそれらにとって意味のないものなのでしょうか？
ハエはいつも悪いイメージばかりがあり、ヒトより優れているなど全くないように思っていました。しかし、ヒトよりはるかに優れているところがあると知り、どんな生き物にも自慢できるところがあるようでなんだかうれしくなりました。

　　　講評　　　wao


　オカピーさん、こんにちは。今週は休み宿題でしたね。自分の力で、感想文に挑戦してくれました。がんばりましたね。
　三文抜き書きは、１段落目に書いたほうがよいでしょう。抜き書きは、ポイントを押さえてありますね。５年生の課題になったら、今度は、抜き書きではなく、要約になります。オカピーさんなら、きっと大丈夫。
　イエバエについて調べたのですね。今回の長文は、自分の体験談を探すのは大変だったと思うので、調べた話から自分なりに話題を広げることができればいいですよ。殺虫剤に対して抵抗性のあるハエの存在も困ったものですね。なぜ、抵抗性のあるハエが出てくるのかは、長文に答えがありました。
　「確かにヒトは他の生物のえさになることはありませんが、いろいろな生き物に優しくしてもヒトの存在はそれらにとって意味のないものなのでしょうか？ 」自分なりの考え方を示すことができていて、いいですね。長文の内容に迎合することなく、自分の考えを書けるのは、オカピーさんのすばらしいところです。
　項目も全部入れることができました。振り替えの電話もせず、自分の力だけでよくがんばりました。


　オカピーさんにお知らせしなければならないことがあります。４月から、先生は火曜日の担当ができなくなりました。残念ながらオカピーさんとは、今月いっぱいでお別れです。短いお付き合いになってしまって、ごめんなさい。これからもがんばってくださいね。