創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
初めて出来たこと えしの
バッシ!
「いってー。」なわとびが足に当たったのだ。
「もうちょっとだったのに。」
ぼくはなわとびをやっている。
「よーし。今度こそやってやるぞ。」
バッシ!
10分後。。。。。
「あ〜痛い。」
ぼくは保健室に行ったのだ。もうそこはみみず腫れになっていた。
「ああ〜。いつになったらはやぶさができるようになるんだろうな。」
はやぶさとは、二重とびと、あやとびを混ぜたものだ。
「ああ〜。おしい。もうちょっとだったのに。」
でもぼくは、そのときでなわとびは飽きてやめていた。
数ヶ月後。。。。
「お、そうだ。ぼくは前にはやぶさを練習していたんだっけ。」
それでやっと思い出したのである。また、一からやり直しか。まるで、身から出たさびだ。そして数ヶ月。。。
「ようし。前のところまでこれた。もうそろそろはやぶさが出来てもいいころなのに。まだか。」
と、毎日のようになわとびをした。
「あ〜もうやだ。」
その一言だった。ぼくをあきらめさせたのは。みんな頑張っているのに、ぼくはあきらめようとしていた。
「ねえ、なわとびやってる?」
と、不意に友だちが聞いてきた。
「あー。あきらめたよ。もう、はやぶさは無理。」
しかし、その時ぼくの頭をよぎったのは、昔誰かに言われた
ーあきらめるな!ーというひとつの言葉だった。
そうだ!あきらめてはいけない。もうすぐ出来るんだ。あきらめるな!ぼくはその言葉を頼りにそれからも毎日、はやぶさの練習を続けたのだった。
「あっ。。。」
数日後ぼくの口から出た言葉はそれだった。はやぶさができたのだ!!ぼくはとても嬉しかった。あきらめないで続けることがどれほど大切か、やり遂げたときの嬉しさがどれほどのものかということがよく分かった。今は、一輪車に取り組んでいる。これからも、つまずいたときこの経験を思い出そう!!
講評 inoa
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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