創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   学童の遊びには多くの想像力や(清書)   セコイア

 確かに、子供時代の遊びから得るものはたくさんある。私も自分が3歳ぐらいだった時に、「パパごっこ」というごっこ遊びをおばあちゃんと一緒にしていた。おばあちゃんは、洗濯や料理、そうじなどの家の仕事がたくさんあった。私はそういうおばあちゃんを見ていて、自分もおばあちゃんがしているような家の仕事に興味をもった。そして、自分も家の仕事をしたくなったのだ。だから、おばあちゃんが「パパ」になって、私が「ママ」になるごっこ遊びをしていたのだ。また、トランプや人生ゲームなどのゲームをしながら友達などを遊んでいると、ちゃんと「ルール」というものを守らないといけない、ということが分かる。例えば、トランプで遊んでいるときに時に、Aさんがゲームに勝つために「ずる」をしたとしよう。Aさんがどんなに負けていたとしても、「ずる」をしてはならない。勝った意味が全然ないからだ。このように遊びを通して、経験を重ねるということもできる。
 しかし、勉強をしなければ身につかないものもたくさんある。例えば、方程式のつくり方は数学の勉強をちゃんとしなければ身につかないだろう。また、化学式も理科の勉強をしっかりしないと覚えられない。昔話のピノキオという話は、世界的にとても有名である。ピノキオは、ゼペットじいさんに大切に作られた木彫りの人形である。ゼペットじいさんの願いが通じて、人間のように歩けるようになった。寒いのにもかかわらず、ゼペットは一枚しかない自分の上着を売って、そのお金で一年生の教科書を買う。ピノキオを学校に行かせようとする。しかし、ピノキオはとんでもないいたずらをもので、教科書を売ったお金で人形芝居を観に行き、とんでもない事件にまきこまれる。また、キツネとネコに騙され、家に帰ることが出来なくなってしまう。ピノキオは死にそうになるが。仙女に助けられ、今までの行いを反省する。そんな時、ピノキオはゼペットじいさんが小さな舟でピノキオを捜しに大海を渡ろうとしていることを知らされる。操り人形でいるのが心の底から嫌になり立派な子どもになりたいと思うようになったピノキオは、真面目に学校に通い、一番の成績を取るようになる。が、本物の子どもにする約束を仙女と果たす前日、ピノキオはおもちゃの国に行ってしまい、ロバになってしまう。皮を剥ぐため海に投げこまれたピノキオは魚に食べられて操り人形に戻る。今度は、フカに飲み込まれ、その中でゼペットじいさんと再会することが出来る。ゼペットじいさんを助けて、フカの腹から逃げ出したピノキオは、今度こそ本当の心を入れ替えた。そして、仙女の力によりとうとう本物の人間の子どもになることが出来るという話である。やはり、ピノキオのようにただ遊んでいるだけでは、どんどん悪いことに巻き込まれてしまう。ちゃんと勉強をし、まじめに学んだからこそ、ピノキオは本当の子どもにもなるチャンスを与えられたのだと思う。
 確かに、子供時代には、遊ぶことも勉強することもどちらも同じくらい大切だ。しかし、「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言もある。つまり、一番大事なことは、子供時代にしかできないことを大人になるまでにたくさんしておくことである。そして、大人になったら、ちゃんと大人らしく生きていくことが大切なのだ。だから、私も今しかできないことを見つけ、毎日していきたいと思う。

   講評   unagi


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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