国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自然と人間の共存とは   まなピー

人間の欲望は無限であるのに、地球のサイズは有限だったのである。これは核兵器によって、量の問題を解決したところ、その量を制御するものが不足していることが明らかになったのだ。このように「量よりも質」とういう意向が強くなってきているなか、量重視を主張する人もいるということは問題である。
 その原因の一つに、人間の元来の欲望は消えないということが挙げられる。つまり、私達の心には「量がないと損」という考えが根付いているのだ。例えば勉強。ただとりあえず形を作り、勉強をやっているように見せかけておいて、じつは全くだったという経験は誰にでもあると思う。(えっ私だけ?笑)時間(量)重視、これこそ私の心の奥底に根付いている欲望なのだ。
 また第二の原因として、社会の評価がまだ量重視であることが挙げられる。お金や資格は多ければ多いほど、社会の中ではよいとされている。それは、私達の社会の風潮がいまだに量を重視しているからなのだ。しかし、マンモスや恐竜など巨大化しすぎたせいで自らの体をコントロールできなくなり滅んだ生物もいる。よって、必ずしも多ければ何事においてもよいというわけでは決してないのである。
 確かに、世界中には“量”が足りない地域がある。それは、食料的にも金銭的にも技術的にもだ。私達は、日本でぬくぬくと育っているからあまり実感がわかないが、肥料も水もないカラカラの大地で育とうと努力している人たちには、量重視になってしまうのも無理ないことなのである。しかし、
「野菜作りは肥料と水だけでなく、天候や季節などの不変の真理も見落とせない」
というように、技術を開発することは、私たちの生活を豊かにしてくれるが、その分の代償も払わなければならない。しかし、量重視を主張し制御することしようとしない人がいることは問題だ。

   講評   huzi

 質の良いものを少しだけつくり、丁寧に利用する。制御のあり方を考え直すことができれば、地球上はもっと暮らしやすくなるかもしれませんね。

 4月からはいよいよ高校3年生。真菜さんのさらなる成長を楽しみにしています!

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