創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2788 今日601 合計12743
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   美味しくて簡単健康カレー   山大

 「あ、意外と簡単だな〜」
そういっている僕は大好物のカレー作りをしていた。最初の方は大変そうに思えたが、その思いははずれでどちらかというと簡単な方だった。しかし、簡単だからとはいっても、決してまずい事はないどころか、ものすごく美味しいカレーに仕上がった。いつも母が作っているカレーと作り方は同じだから、味も当然変わらなかった。それでもせめて、
「美味しかった!」
くらいは言ってほしかったが、それはいくら何でも我慢した。これから先の文は、作り方やその様子が書いてある。
 作り方は、誰にでも出来るような手順だ。
1.タマネギをみじん切りにし、じっくり1時間程炒める。
2.国産の牛肉またはチキンを入れて、まぜて、さらに炒める。
3.人参、ジャガイモなどを好きな形に切り、またまたしつこく炒める。
4.そのあと、水を鍋の8分目くらいまで入れる。
5.20分くらい煮こんだら、カレー粉(僕の場合は甘口と辛口を半分ずつ)
  を入れる。
6.じっくり温める。
7.一晩置いておく。
8.また温め、食べる!!!!!
という具合だ。だから簡単なのだ。しかも、美味しい。というのも秘密がある。それは、作り方には、あえて書かなかったが、4と5の間にトマトを入れるのだ。もちろん、完成したカレーにトマトは見えない。「トマト」という味も全くない。だけれど入れると入れないとでは違う。さっぱりしてるのだ。だから、トマトが嫌いな人でも食べられる、美味しくて簡単健康カレーなのだ。まるで、朝ご飯でも食べられそうだ。さらに、このカレーは8人分作れる。我が家は4人なので、2回分作れるというのもいい。
 カレーといったら、僕の大好物の軽井沢駅前にあるカレー屋がある。この前、軽井沢に行く機会に恵まれた。ついでにそのカレー屋さんの味をもう一度確かめよう・・・・・・と思ったが、時間が無かったので行けなかった。さあ、ここで比較してみる。家のと、軽井沢駅前のカレー屋と、何が違うのか。僕は、まず、お肉が違うと思う。3分の1くらいが脂でルーと一緒に食べると、もう美味しいなんてものじゃない。それから、僕の家ではトマト、というように、何か特徴的なものが入っているのだと思う。でなければ、あんな美味しい味にはならない。前に行った時は、ほっぺたが落ちるどころかはずれるくらいの美味しさだった。家も、軽井沢カレーに近づくためには、色々な材料を組み合わせて、色々なパターンで作る必要があるかもしれない。
 僕は、料理は苦手中の苦手だ。やった事なんてほとんどないし、包丁なんて使いたくない。指を切ったら大変だからだ。だが、将来、またはこれから、もしかしたら、料理をしなくてはならない時が来るかもしれない。そういう時こそ、そこらへんで売っているコンビニ弁当ではなく、我が家のカレーを作れるかもしれない。そして、やはり毎日食事を作ってくれる母にものすごく感謝しなければならないのだとわかった。支えてくれている人に感謝しないなんて、天は自ら助くるものを助くしかないのだ。こらからもどんどんカレーを作りたいと思う。

   講評   nara

 カレーが大好きな山大君、自分の好きな題材を使うことで、意見を広げたり深めたりしやすいということを実感できただろうね。「手作り」「食べる」などは大切なテーマだものね。春休み、おいしいカレーをたくさん食べているかなぁ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)