創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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自分の生き方 あにせ
物を何でもかんでも捨ててしまうことはよくない。現代の人々は、まだ使えるような物でも新しい物が欲しければすぐそれに交換してしまい、使っていた物はごみ箱へ、ということをしてしまいがちである。それによって今この地球上で問題になっているのが、環境問題である。このような問題をなくすために、私達は捨ててばかりの生活ではいけないのだ。私の学校には『修養会』という行事がある。毎年神父様がお話をしに来るのだ。その神父様は色々な発展途上国に行き、その時の話や写真を見せてくれる。その中に、子供がごみがたくさん積んであるところで、食料や使えそうな物をあさっている写真があった。このような人達のことを考えると、物を無駄に使ってはいけないと思う。満足に食事もできないような人々は世界中にたくさん存在するのに、私達は物を捨て、環境にも影響を与えてしまっている。経済的に豊かな国であるからこそ、地球のことを考えて無駄使いしてはいけないと思う。
しかし、現代の経済を発展させるためには、新しい物を取り入れることも必要だと思う。日本人は、今とても豊かな生活をしている。世界中が幸せに暮らすには、やはり経済を発展させることも必要だ。『マッチ売りの少女』という昔話がある。少女はとても貧しい。このマッチ売りの少女のように貧しい人が楽な生活を送るために、経済的に豊かにすることも大事だと思う。
確かに、物を粗末にしないことも新しい物を取り入れることも、どちらも人間がしなければいけない大切なことだ。しかし、最も大切なことは自分の満足するような、死ぬ前に後悔しないような生活を送ることだと思う。『自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という名言があるように、自分のしたいようにできずに一生を過ごしてしまうのは、一度しかない人生なのにもったいないことだ。だからといって自分勝手に行動してはいけない。周りのことも考え、自分の満足するように生きるべきである。
講評 miri
3月の清書が終わりました。いよいよ出発の時!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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