創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   一人で乗れたぞ   ショウ

一人で乗れたぞ
                               ショウ
 五歳のとき、ぼくは後ろに黄色い旗のついた、補助輪付の自転車を買ってもらいました。今は十歳なので、五年前に自転車に乗れたと思うと、まるでうそのように思えます。つい最近、二年前か三年前のような気がします。 
 補助輪なしで自転車に初めて乗れたのは、家の近くの公園でした。その前は、校庭で練習していました。まず三角乗りでバランスをとる練習をして、そのあとお父さんに後ろを押さえてもらって自分でこぐ練習をしました。何回も何回も練習したのになかなか乗れなくて、すぐ転びそうになってしまいました。
 そして次の日曜日に今度は公園でお父さんと練習しました。そのときはお母さんも見にきてくれました。二回、三回、ついにお父さんが押さえていなくても十五メートルくらい乗れたので、とてもうれしかったです。そのあと公園中ぐるぐるまわっていました。意外に簡単でした。お母さんもいっしょに喜んでくれました。お母さんは子供のころ、おばあちゃんに
「自転車はあぶないから、乗っちゃだめ。」
と言われて練習しなかったので今でも苦手、だからぼくがすぐ乗れるようになってうれしかったそうです。
 今乗っている自転車はそのときの黄色い自転車ではなく、青い大きい自転車です。しかし黄色い自転車は僕の大事な大事なアルバムの中に入っています。乗れた瞬間のまま、アルバムの中に写真でおさまっています。
 僕が一人で乗れなかったときは、友達はみんな乗れて、僕だけ乗れなかったので悔しかったけれど、乗れるようになってほっとしました。
 今はポーランドにいて冬は気温がマイナスになる日が続き、雪も積もっていて、なかなか自転車に乗れないので早く春が来てほしいです ポーランドは寒くて乗る機会があまりないので、夏のうちに乗っておかないと・・・。日本に帰ったら、思う存分こげるのに・・・。僕は春が待ち遠しくてたまりません。外は雪が降っています。春が早く来て、自転車に乗りたいなと思いながら、外をながめました。

   講評   siori


清書もしっかりがんばりました。四月は二週目からお電話しますね。日本でのできごとなど作文に書けそうなことがあったらメモしておくといいですね。新教材が届いたら中身をかくにんしてみてね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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