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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   創造とは   スライムじゅん

創造とは
スライムじゅん

創造というものは、もともとあった物をいろいろ組み合わせて、できたいくつもの新しいものの中から美しいもの、心にうったえるもの、正しく自然を証明できるものを選び出し、世の中の人に認めてもらうことである。また、創造という仕事をするには欠かせない、「だめでも試してみる」ということは、コンピューターにはできなくて、高等生物である人間にしかできないことなのである。だから、コンピューターはコンピューターにしかできないことを行い、人間はコンピューターにはできない創造などの仕事をすればよいのである。
僕は、レオナルド・ダ・ヴィンチやアインシュタインのように天才ではないけれど、創造をしたことがある。僕が覚えている最初の創造は算数の問題を解いていたときのことだった。学校の先生からある宿題が出た。
「一から百までの数を足したら幾つになるでしょう。」
この問題を僕はとても面白そうだと思い、早速家で解いてみることにした。当時小学四年生だった僕が最初に思いついた方法は、地道な方法で単純にそのま足し算をしていくというものだった。ここから僕の地道な足し算が始まり、三十分ほどで答えが出た。少し休み、電卓で答えを確認するとなんと違っていた。その次に、足し算をかけざんにできないだろうかという考えが浮かんだ。こんどは、それをどう答えに持っていくかということで十分ぐらい考えた。その時、塾で習った裏技を思い出した。
「初めと終わりをたして個数でかける。そして二で割る...」
こうして僕は速く、そして正確に答えを出すことができたのだ。
僕はもう一つこういうことを体験したことがある。実際に体験した人は、母だが僕も大きく関わったと言えるだろう。母が創造をしたのは、家族で居酒屋に行ったのがきっかけだった。僕が、
「大好きなこの料理を家でも食べてみたいなあ。」
と言った言葉に母は、
「いいよ。」
と言ってくれた。こうして母は挑戦することになったのだ。母は、ごぼうチップスと枝豆春巻きの二品に挑戦した。ごぼうチップスはごぼうをスライスして揚げるというものだが母がつくったものはこげていて苦かった。枝豆春巻きは、枝豆を春巻の皮に包んで揚げたもので、僕が一番好きなものだが、これは母と店の商品の味がいい勝負だった。もちろん父にも好評でぼくは、「失敗は成功の元」はこのことなのだなと実感した。
この文章のテーマは創造だが、創造というものは自分たちの身近でたくさんおきていると思った。僕は中学校でも答えを間違えるということを恐れずにたくさん発言していこうと思う。なぜならば、間違った答えを出すということは天才コンピューターには絶対できないことだからだ。

   講評   tama


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