国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   がんばったこと   ナポレオン

「よーい」
 騎馬戦のスタートの合図が出た。ぼくはどきどきしながらこの時をむかえた。今年で小学校生活は最後だ。ぼくは一年生の入学式の時から、二、三、四、五そして六年生になった。そして、もうすぐ卒業だ。そこで僕は、今までこの一年をふりかえって僕が一番がんばったことがある。それは、「運動会」と「学芸会」だ。この二つには、とても大切な意味がこめられている。
 まず、「運動会」ぼくはこの運動会の約二週間前、雨が途中でやんだ時に自転車で走っていたら、まだ濡れている所に自転車で滑って転んでしまった。右手の薬指が大きくはれてしまったので、次の日近くの病院へいったら、右手の薬指の骨にヒビがはいっていたので、運動の競技の一つ、組体操に参加できないとお医者さんに言われた。僕は右手に包帯をして、出場した。運動会の最初の競技は、「徒競走」で、スタートするときは緊張してしまったが、何とかいいスタートをきることができた。しかし、途中にあるカーブで、僕は思うようにスピードを出すことができなかった。結局、僕は四位になった。次は、組体操だったけれど骨にヒビが入っていた僕は、参加しないでみんながやる動きをマイクで教える係をやった。そして、僕が一番運動会でやりたかった「騎馬戦」が始まった。ぼくは、馬をやって、一回戦がスタートした。一回戦は赤白両方のチーム全員での戦いで、僕のところは一チームしかたおせなかった。二回戦は、勝ち抜き戦で、僕は手が痛かったけれど何とかがんばった。そしたら、なんと二回も勝ってしまった。僕はがんばることはとてもすごいことだと思った。最後の大玉ころがしも全学年協力してやった。そしていよいよ結果発表。結果は、僕たちの赤組が勝った。そのとき、どんなことでもやればできるとわかった。
 もう一つのがんばったことは、学芸会で、六年生は「チューリップはきれいじゃないか」という劇をやった。その劇は、ある国の女王が大臣にいろいろなことをふきこまれて、それを自分の国の規則にしているところに、若者がやってきて町の人を説得して子供たちと協力して、悪さをしている大臣たちをこの国から追い出すというお話だ。僕はオーディションの時は若者になりたかったけれど、町の人の役をやることになった。でも僕は、この役に自信をもつことができると思った。しかし本番では、とても緊張してしまった。それでも友達と舞台裏で話をしていたら、すごい自信が出て、アドリブもして成功した。
 僕は、今回のことから、人にとって一つのことにみんなでうちこむということは、三本の矢(ことわざ)のように強いもので、みんなと協力すれば、不可能を可能にできるのだ。(一般化の主題)騎馬戦のスタートのよーいという言葉を思い出すと今も緊張する。(書き出しの結び)

   講評   onopi


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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