創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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あだ名で呼ぶ あもお
そういえば最近あだ名で呼ばれることは少なくなった。小学校の時は家も近くいつもみんなで遊んでいたし子供だったから、「かっちゃん」と呼ばれていた。周りの環境が変化してきたためか、今は苗字で呼ばれることが多い。このような変化の中で私はなるべくあだ名で呼び合うほうがいいと考える。
今通っているテニススクールに新しく仲間が入ってきたときのことである。私はあまり社交的ではないというか多少シャイな部分があるので、自分から話し掛けることはほとんどしない。だからあまり打ち解けにくいタイプなのだが、向こうから気さくに話し掛け、「かっちゃん」と呼ぶせいか直ぐに打ち解けてしまった。このことからあだ名で呼ぶことは親近感が湧くので、急速に距離を縮める手段といえると思う。
豊臣秀吉は若いころ、その利口さから猿と呼ばれた。また今のテニス界でいうとすべてにおいて完璧で他のトッププロまでもが模範としているロジャーフェデラーはパーフェクトロジャーとか魔術師と呼ばれる。このようにあだ名はその人の印象を鮮明に伝えることができるし、身近なものに例えられたりすると親近感が湧くのである。
確かにあだ名を呼ぶことで度が行き過ぎて個性を示して、その人を傷つけてあるかもしれない。だから、あだ名で呼ぶときは相手の了承を得ることは絶対であると思う。だけどあだ名をつける事は距離が縮まり多くの人と仲良くなれる可能性を秘めているのである。またあだ名で呼び合うことでフレンドリーな関係がつくれる。「朝のこない夜はない」、楽しくても辛くても時間は循環していくのであるから、私は楽しく過ごしたい。そのためには気軽にあだ名を呼べあう仲間がいることは必要だと思う。だからあだ名で呼ぶのは賛成だ。
講評 nane
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