低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
そして4人が去る えねき
黒色の服を着た男の先生2人と、とてもうすいピンク色の服を着た女の先生1人と、おうど色っぽい服を着た女の先生1人が美しく角田小学校を去ってしまった。
今日平成18年4月6日木曜日にりにん式がありました。6年生は卒業して中学生になり、5年生は6年生になり、4年生は5年生になり、3年生は4年生になり、2年生は3年生なりました。今では自分が5年生になったのがなんだか不思議な気持ちと、おかしな気持ちでいっぱいです。理由も自分でも分かりません。ともかく不思議なのです。あるときどっかに行った後、お母さんが言いました。
「山之内先生がどっかにいちゃうんだって。」
と言いました。ぼくは少しの悲しみと、むねさわぎを感じじました。まるで悪い夢をみているようでした。山之内先生は4年生のときの先生だったからです。特にお母さんな大好きな先生だったかです。お母さんもそうとう悲しいでしょう。けど一番悲しいのは山之内先生自身だと心の中で思います。がっこうを去るからです。
4月6日になりました。りにん式がありました。4人の先生去るときがやってきました。「みんなの気持ちはどうなのか。」と心の中でおもいました。
1人目は元4年2組たんとうでした。その先生は9年間学校の先生だったそうです。とても重要な仕事おやってたそうです。宿泊体験などにお世話になりました。
2人目は元5年1組たんとうでした。その先生は1人目と1年ちがいで、10年間学校の先生だったそうです。この先生も重要の仕事してたそうです。
3人目は元4年1組……ぼくの先生だった人だ!ぼくは「9年…10年と続いていてたから、11年かな?」って思いました。けど、結果はたったの3年間でした。先生が半泣きしていました。
4人目は……どうでもいいや!ながくなるな。
そして4人の先生は角田小学校去りました。
そしてサルがサル……
人が去るということをぼくは学びました。
他の先生になってもがんばりたいです。
そして4人の先生は美しく去っていきました。
講評 miri
<構成(こうせい)>題名に始まり、書き出しのくふう、書き出しの終わりといろいろなくふうができています。すばらしいですね。特に●項目になっている書き出しのくふうは、難しい「色で書き出しをする」というわざが使われています。よくできましたね。
<題材(だいざい)>離任される先生方のことがわかりやすく説明できました。それと並行して自分の気持ちがうまく描けています。
<表現(ひょうげん)>ぴったりなたとえとダジャレがキマりました! うまく使えましたね。
<主題(しゅだい)>わかったことが結びに入りました。「人はいつかは去る」とか「永遠につづくことはない」というニュアンスを加えてもよいですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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