国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   目標とはスイッチ   怪盗ホームズ

 「ポーン、ポーン、ポーン。」
 テニスボールの跳ねる音がコートに響き渡る。僕の目標は二つある。前は1つだったが中学生になるので一つ増やしたのだ。1つ目はテニスが強くなることだ。僕は、テニススクールに週に1回通っているのだがサーブが入らなくてポイントを落としたり、アウトやネットをしたりと自分からミスをすることが多いので自分のミスを無くしたいと思っている。2つ目は、ランニングで1kmのタイムを少しずつ速くしていくことだ。少しずつタイムを速くしていき父よりも速く一km走りきりたいからこの目標を立てている。
 テニスを本格的にやり始めたのは5年の時、六月ぐらいだったが、遊びでやり始めたのは、3年の頃だったと思う。その後、楽しかったので地域のテニススクールの夏季レッスンに行き大阪に引っ越してきてから本格的にやり始めた。僕もサーブがいつも入らないという訳ではない。自分で打ったとは思えないサーブを打つこともある。でも失敗もよくする。このあいだも、ボレーの練習をやっていた時、打ったつもりが打っていなくてフレームに当たって上に上がったのかと見てもない。どこにあるのかと、ふとラケットを見るとグリップと面のあいだの穴にボールがはさまっているのだ。すぐそばにボールがあるのにボールをキョロキョロと探している姿はみんなに
「ちょっとバカだなあの人。」などと、思われていたかもしれない。なので
「そういうミスを減らしていこう。」と、僕は思う。
ランニングの事については一度書いたが僕は二年の頃から走っている。だが、このあいだまで走っていたコースが、今工事中なので走れないが新しいコースを見つけたらいつものようにランニングをやるつもりだ。そして、いつかきっと父よりも速く1km走りきってみせる!!
よく考えてみたら僕は、いろいろな目標を持っていた。
「明日のテストで100点を取るぞ!!」や
「海で1km泳ぎきるぞ。」などと色々な目標を作っていた。人は、目標があるとよりその事をやり遂げようとするみたいだ。目標はまるで、人々を努力させるスイッチのようだ。

   講評   tama

【書き出しの工夫】 テニスの話につながるいい書き出しですね。真っすぐにボールを見つめ、コートを走る怪盗ホームズくんの姿が目に見えるようです。

【体験実例】 テニスの魅力にはまり、スクールに入って練習しているのですね。何より自分のミスで試合に負けるのは悔しいもの。そのためには練習を積むしかないわけですから、熱が入るのもよくわかります。
 今まで続けてきたランニングをこれからも続けようという新たな決意も伝わってきます。「継続は力なり」です。やり遂げてくださいね。

【たとえ・ユーモア表現】 自分のミスを客観的な目線でとらえているところが、笑いを誘います。マンガの一コマを見ているようですね(笑)。
 目標とは「人を努力させるスイッチ」とはうまくたとえましたね。(「努力させるための〜」とした方が自然です。)

【一般化の主題】 今回初めての項目でしたが、よく考えて書けています。目標があると、それを成し遂げるために頑張ろうという気持ちになりますね。書き方は「目標を持つということは〜」とまとめるといいでしょう。たとえば「なりたい自分になるために努力し続けるということなのだ」など。怪盗ホームズくんの言いたいことはよくわかりましたよ。


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