創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人を驚かす   ぼんちゃん

 「にひひひ」

私は,よく妹と人を驚かすといういたずらをする。よくねらう標的は,お母さんとお父さんだ。なぜかというと,お母さんとお父さんが一番多く近くにいるからだ。でも,いつも狙っているからひっかかりにくい相手でもある。

 前に私は,お父さんを驚かそうと階段の下で待っていた。そして人の気配が感じられたので,

「バァ〜」

と前に飛び出したらなんとその驚かした相手は,どっかのお兄さんだったのだ。そのお兄さんは,

まるで靴の中に蛇が入っていたかのように驚いていた。私は,(しまった)と思った。また,お兄さんの後から着たお父さんは,あきれ顔だった。<<題材>>

 妹の得意な驚かし方は,待ち伏せしていきなり大声で飛びかかっていくという技だ。妹の声は,よくとおる大きな声なので驚かされた人は,みんな怖がっている。妹の驚かし方でだじゃれを作ると...「妹のこえは,こえ〜」。けっこう寒いと思う。前に,妹は,得意の驚かし方でお母さんを驚かして

「心臓麻痺を起こしたらどうするの」

とこっぴどくしかられていた。

 私が今まで人を驚かして学んだことは,人を驚かす時には,慎重にものを運ぶということだ。ことわざで言えば「急いてはことを損じる」。あまりにもたくさんハプニングを起こしすぎるといたずらも面白くなくなってしまうからだ。いたずらは,少しふざけてでも,限度を過ぎないように。

   講評   kirara

 今度ぼんちゃんに電話をするとき、驚かされてしまうのではないかと、心配になりました。ぼんちゃんの家では、エイプリルフールも楽しく過ごせそうですね。
 <<こうせい>>非情におもしろくて、インパクトのある書き出しになりましたね。「いひひひ」ではないところが、ぼんちゃんらしくていいなあ。
 <<だいざい>>「自分らしい体験」を書くのがこの項目ですが、ぴったりの題材になりました。相手を驚かすつもりだったのに、ぼんちゃんのほうが驚いてしまったというわけですね。
 <<ひょうげん>>たとえ、ダジャレともにすばらしい出来です。「妹の驚かし方でダジャレを作ると・・・」という部分はけずってもいいかな。思い切ってダジャレだけ書いてみましょう。
 <<しゅだい>>ことわざも入れて「わかったこと」が書けていて、とても高度です。このことわざと、「あまりにもたくさん・・・・・」以下の内容が少しずれているところがおしい。もう一工夫してみましょう。


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