国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
先生ありがとう チュチュ
「シクシクシク……シクシクシク」
今、五年生の一年が終了したところだ。先生と仲間達とのお別れの時だ。私は五年生での一年が楽しかったために気がゆるんで涙が溢れ出してきた。あんまりにも泣いていたので涙で川ができてしまいそうだった。
思い出してみると、この五年生での一年間は思い出がたくさんつまった一年だった。どれもみんなK先生のおかげだと思う。K先生は、去年私の学校にきた。とても若くて私の学校で一番若い男の先生だ。先生が私の学校に来て一番最初に受け持ったクラスは、四年二組だ。残念な事に私は四年三組で隣のクラスだった。四年生の時は、いつも隣のクラスから楽しそうな笑い声が聞こえてくる。それになんでも一番だ。『お楽しみかい』という学期の終わりごろに皆でゲームをしたりして楽しんで遊ぶかいを作ったのも四年二組だ。そしてだんだんと他のクラスも真似してついには私のクラスまでまねをしてしまった。そんな楽しいクラスに作り上げたK先生が、今年私のクラスの担任になったときは、とてもうれしかった。K先生は私達を音楽会や様々な行事にださせてくれた。毎日が楽しかった。そのぶん思いでもたくさんあってお別れの時は、とても悲しかった。まるでもう会えないようで寂しかった。
先生というものは、私達生徒にとって知識を教えてもらうほか、思い出やたくさんの愛情で私達に未来を託していると思う。思い出がたくさんあるからこそ別れの悲しさも大きい。だから私は涙で川が出来そうなくらい涙が出たのだ。涙が出たぶん先生の思い出を思い出す。先生には感謝してこれからもがんばろうと思う!
講評 kei
素晴らしい!!そろそろチュチュさんから、パソコン入力で作文が送られてくるのかしら?と思っていました。作文を書く力もそうだけれど、パソコンを使うことも上手になってきましたね!!いろいろなことをすうっと吸収できる、素敵な時ですね。
●書き出しの工夫もしっかりとできました。春は出会いの季節でもありますが、学校では別れの季節でもあるのです。大好きな先生とのお別れも、つらいね。
●体験実例もばっちり。学校生活のことをしっかりと書こうとしています。
●たとえ/涙が川のように流れていく。わかりやすいね。どっとさびしさがこみ上げてきた感じがしますね。
●一般化/一番大切なこと
先生というものは、私達生徒にとって知識を教えてもらうほか、思い出やたくさんの愛情で私達に未来を託していると思う。思い出がたくさんあるからこそ別れの悲しさも大きい。だから私は涙で川が出来そうなくらい涙が出たのだ。涙が出たぶん先生の思い出を思い出す。先生には感謝してこれからもがんばろうと思う!
そうだそうだ!この部分を読み、自分が小学生、中学生の時のことを思い出しました。卒業式では、川の様な涙を流しました。チュチュさんも、この感謝の気持ちを忘れずに、そして、k先生にはなかなかお会いする機械がないけれど、その分、ご恩返しのつもりで他の人に親切にしたり、自分の目標に向かって努力して生きていかれたら素敵ですね。k先生もうれしいと思います。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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